攻撃リズムが停滞してしまったスペイン戦を払拭する攻撃が見られるか
アルゼンチンは組織力ではなく、個で戦ってくるチーム。これまでの対戦成績は日本の4戦全勝と相性のいい相手ではある。この初戦はアルゼンチンのプレースタイル云々ではなく、日本の戦い方そのものが試される試合になる。
裏への抜け出しを防ぐ守備網、ボール奪取からのビルドアップ、連係を駆使したフィニッシュパターン……これらはすべて最終メンバーで始動してから約20日間、幾度も話し合い、映像を確認し、修正を重ねてきた課題だ。フィジカル差がさほどない相手だけに、日本らしい連係した動きからのコンビネーションプレーは生み出しやすいはず。攻撃リズムが停滞してしまったスペイン戦を払拭する攻撃が見られるか。
決勝トーナメント1位通過のためには、最も重視されるこの初戦。何よりこのメンバーでワールドカップを戦う自信を掴むためにも、内容と勝点3の双方を手にしたい。
取材・文●早草紀子
決勝トーナメント1位通過のためには、最も重視されるこの初戦。何よりこのメンバーでワールドカップを戦う自信を掴むためにも、内容と勝点3の双方を手にしたい。
取材・文●早草紀子