巧者の試合運びができている。
波に乗る大宮は、この土曜日も上位の東京を1−0と退けた。シュート数3対15と圧倒されながらも守備陣が持ち堪え、素早いリスタートから抜け目なく決勝点を決めた(得点者は高橋祥平)。
押されっぱなしでも集中力を失わず、一瞬の好機をモノにする。巧者の試合運びができるのが、いまの大宮の強さだろう。
12試合7ゴールと復調の原動力となっているムルジャは試合後、こんなふうに話していた。
「今日は最高の試合ではなかったけれど、闘争心によって内容の悪さを補った。以前はいいゲームをしても勝点につながらなかったけど、いまは悪い試合をしても勝点を取ることができる。サッカーは勝てば自信がつき、負ければ自信を失うシンプルなものなんだ。自信を持って勝ちにいくのと、自信なく勝ちにいくのとでは全然違う。だから、ああいう(抜け目ない)ゴールも生まれるんだ」
監督交代で息を吹き返した大宮、快進撃はいつまで続くだろう。
取材・文:熊崎敬
押されっぱなしでも集中力を失わず、一瞬の好機をモノにする。巧者の試合運びができるのが、いまの大宮の強さだろう。
12試合7ゴールと復調の原動力となっているムルジャは試合後、こんなふうに話していた。
「今日は最高の試合ではなかったけれど、闘争心によって内容の悪さを補った。以前はいいゲームをしても勝点につながらなかったけど、いまは悪い試合をしても勝点を取ることができる。サッカーは勝てば自信がつき、負ければ自信を失うシンプルなものなんだ。自信を持って勝ちにいくのと、自信なく勝ちにいくのとでは全然違う。だから、ああいう(抜け目ない)ゴールも生まれるんだ」
監督交代で息を吹き返した大宮、快進撃はいつまで続くだろう。
取材・文:熊崎敬