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【三浦泰年の情熱地泰】目指すは「サッカー文化人」。日本とブラジルの橋渡しをしていきたい!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月07日

パスポートの職業欄には「サッカー文化人」と記載しようと思う

サンパウロでの音楽フェスの様子。サッカー同様の熱狂が生まれる空間だ。(C) Getty Images

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 例えば、野球は南米でブラジル代表は2番か3番らしい。それを知ったのは最近だ。
 
 よし、日本の指導者を日本の野球事情を、ブラジルに紹介してみよう。勝手な想像だ。
 
「えー、野球の素人が?」と思うかもしれませんが、文化交流は自分がその道のプロではなくても良い。元プロ野球選手がサンパウロの野球少年を指導しているとも聞く。もちろん、以前からすでにやっている人もいるし、日本のチームも交流している。
 
 もっと発展させてピッチャー、キャッチャー、バッター、守備の達人、データマンと各分野のプロを全員連れて行ったら……。指導だけではなく、データの使い方。練習方法や考え方。講演や懇親会を開く。
 
 他には、ブラジル日系人に本場日本の美味しい豆腐を食べさせてあげたり、美味しい本物のあんこを食べさせてあげたり……。今、流行りのラーメンやたこ焼き屋さんに人が並んでいたけど、九州の本場とんこつラーメンや大阪のたこ焼きを食べさせてあげるイベントをやったりとか。
 
 実現できるかは分からないけど、そんな文化の橋渡し的な存在を目指してみたいと思う。 そしたら、パスポートなどの職業欄には「サッカー文化人」と記載する。
 
 サッカーを通してブラジルの良い音楽。ボサノバやサンバを普及できたら……。サッカーを通して生きてきた僕が、日本最高のアーティストを連れて、サンパウロのジャパンハウスのためにライブが出来たら……。
 
 6月には、まずはスポーツ外交の仕事をやる予定になっている。もちろんフットボール(サッカー)のイベントだ。
 
 日本に滞在したのは、2か月とちょっとの期間だったが、あっという間に過ぎてしまった。もちろんサッカーを学ぶことも忘れてはいけない。戻ればブラジル選手権真っ最中で、6月にはコパ・アメリカがブラジルで開催される。日本代表も招待されているし、楽しみも興味も倍増だ。
 
 ブラジルサッカーの仕組み、クラブ運営からサッカー協会のあり方、選手マネージメントの考え方やサッカーが地域にどう根付き、ビジネスとして成り立っているのか。
 
 たくさんのことを学べるチャンスでもある。また良い監督として戻るために大事な時間になるのであろう。このコラムが掲載される頃には飛行機の中かもしれない。
 
 帰りのチケットは11月。夏休み後半、8月の中旬に一度帰って来れればと思う。
 
 皆さまお元気で! また再会の日を楽しみに……。
 
2019年5月7日
三浦泰年
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