サッカーへの思いが詰まっていた行動
その森脇が自身に向け、ブーイングされていると感じたのが12分、MF東慶悟が上げた足が、森脇の肩口に入り、転倒したシーン。「(ブーイングは)早く立てよと言われていると思った」と振り返った。
ブーイングは気にならなかったとはいえ、森脇はなぜ試合後、アウェースタンドに向け、深く頭を下げたのか?そこにはサッカーへの思いが詰まっていた。
ブーイングは気にならなかったとはいえ、森脇はなぜ試合後、アウェースタンドに向け、深く頭を下げたのか?そこにはサッカーへの思いが詰まっていた。
「試合の最後までピッチに立ったら、ホーム、アウェー関係なく、どのチームにも一礼をしている。両サポーターが作り上げた雰囲気があるからこそ、サッカーの魅力や楽しさが伝わる。多くのサポーターの前でプレーできる幸せを感じるとともに ‘素晴らしい雰囲気を作ってくれて、ありがとう’という感謝の思いを込めている」
チーム、いやリーグ一番の‘いじられキャラ’。世間には、ただの“がさつ”な選手にしか映らないかもしれない。しかし、そのなかに見える“繊細さ”と“やさしさ”。
きょうの試合もサッカーへ、そしてサポーターへの感謝を込め、森脇良太はアウェースタンドに向け、深々とお辞儀をするだろう。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
チーム、いやリーグ一番の‘いじられキャラ’。世間には、ただの“がさつ”な選手にしか映らないかもしれない。しかし、そのなかに見える“繊細さ”と“やさしさ”。
きょうの試合もサッカーへ、そしてサポーターへの感謝を込め、森脇良太はアウェースタンドに向け、深々とお辞儀をするだろう。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)