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ウルグアイには完敗…タイ代表は不調気味も、国内リーグは元日本代表や各国代表クラスの参入で活況!?

カテゴリ:ワールド

佐々木裕介

2019年03月29日

欧州、南米からの流入とともにアジア人選手も増加の流れに

今季からタイリーグに参入する細貝とハーフナー。初挑戦となるリーグでどのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。(C) Getty Images

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タイ国内のサッカー熱は依然すさまじい。試合当日ともなれば、スタジアムの周辺は多くの人々で賑わう。写真:佐々木裕介

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 タイリーグは今季、T1での外国人選手の登録制限を撤廃、同時出場枠も「3+1(アジア枠)+3(ASEAN枠)」へ変更決定を下した。制度を最大限利用すれば、11名のうち実に7名を外国人助っ人で埋めることが可能となったのだ。
 
 南米や欧州といったフットボール先進国への憧れから海外志向傾向が強まっている昨今のタイリーグ。昔は費用対効果の良いアフリカ人選手を重用するクラブが非常に多かったのだが、昨今はブラジル人やスペイン人といった“分かり易い”選手も多くなった。また枠拡大の流れに伴ったアジア人選手の流入もより一層増している。
 
 しかしこの王座陥落という失意の中で、この流れは自国選手のハイレベルな成長の場を制限することをも意味する大きな問題でもある。タイサッカーは何処へ向かおうとしているのだろうか。正直、疑問でならない。
 
 今季のタイリーグで、即戦力として期待され移籍してきた“元日本代表”選手がふたりいる。細貝萌(ブリーラム・ユナイテッド)とハーフナー・マイク(バンコク・ユナイテッド)だ。また開幕ダッシュに失敗したラチャブリー・ミッポン(T1)は、ミラン黄金期メンバーのひとりである元イタリア代表FW、マルコ・シモーネの新監督就任を発表し賑わせている。良くも悪くも話題多きタイリーグは、今週末に再開する。
 
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)
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