レバークーゼンで痛感させられた世界との差は?
西川は1月の中旬から10日間ほどセカンドチームの練習に参加。「最初は自分にパスも来なくて苦労をしたけど、上手いプレーを見せたり、点を取ったりすると、パスが来るようになった」と自らの足で信頼を掴み、トレーニングマッチでは3戦3発。その実力は海外でも十分に通用した。
その一方で西川は文化の違いや世界との差を感じたという。「選手がひとり来ると、チームからひとり抜けるらしいんです。なので、ウェルカムな雰囲気はなかった。スカウトは歓迎してくれたけど、チームメイトに馴染むのは大変だった」とメンタル面でも大きなカルチャーショックを受け、「びっくりするぐらい球際が強かった。(昨年末に)U-19代表で試合をしたブラジルと同じぐらい激しかった」とフィジカル面で差を痛感した。
帰国後は「プレースピードや判断が遅くて、球際でバチンと来られてボールを失うシーンが多かった。もっと準備をして、その感覚を身に付けていきたい」と、意識が変化。常に欧州で感じたレベルを頭の片隅に置きながら動き、いかなる状況にも瞬時に対応する努力を続けている。
選手権後にも多くの経験を重ねた西川が、最終学年にどういったパフォーマンスを見せるのか。まずは、16日に高校選抜の一員として出場する「ネクストジェネレーションマッチ」で自身の価値を証明するつもりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)
その一方で西川は文化の違いや世界との差を感じたという。「選手がひとり来ると、チームからひとり抜けるらしいんです。なので、ウェルカムな雰囲気はなかった。スカウトは歓迎してくれたけど、チームメイトに馴染むのは大変だった」とメンタル面でも大きなカルチャーショックを受け、「びっくりするぐらい球際が強かった。(昨年末に)U-19代表で試合をしたブラジルと同じぐらい激しかった」とフィジカル面で差を痛感した。
帰国後は「プレースピードや判断が遅くて、球際でバチンと来られてボールを失うシーンが多かった。もっと準備をして、その感覚を身に付けていきたい」と、意識が変化。常に欧州で感じたレベルを頭の片隅に置きながら動き、いかなる状況にも瞬時に対応する努力を続けている。
選手権後にも多くの経験を重ねた西川が、最終学年にどういったパフォーマンスを見せるのか。まずは、16日に高校選抜の一員として出場する「ネクストジェネレーションマッチ」で自身の価値を証明するつもりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)