サウジ戦は何度も好機は訪れない。ラストの部分をしっかりと締めくくることが鍵になる
次のゲームからはいよいよノックアウト方式の緊迫した戦いになる。相手はサウジアラビアに決まったけど、簡単な試合にはなりそうにない。前回対戦のロシア・ワールドカップ予選の時は、日本は0-1で敗れているだけに、相手も日本をそこまで恐れてはいないだろう。グループリーグのように、そう何度もチャンスが訪れるような試合にはならないだろうし、やはりラストの部分をしっかりと締めくくることが鍵になる。
ただし、ウズベキスタン戦の勝利で日本のチーム内には、多少なりとも競争意識や良い意味での危機感も生まれたんじゃないかな。青山と塩谷のボランチコンビは、広島でチームメイトだったとはいえ、なかなか良い組み立てをしていたし、前述した室屋や伊東、さらに武藤など攻撃面でアピールに成功した選手たちもいる。レギュラーの選手たちもうかうかしていられないだろう。
ただし、ウズベキスタン戦の勝利で日本のチーム内には、多少なりとも競争意識や良い意味での危機感も生まれたんじゃないかな。青山と塩谷のボランチコンビは、広島でチームメイトだったとはいえ、なかなか良い組み立てをしていたし、前述した室屋や伊東、さらに武藤など攻撃面でアピールに成功した選手たちもいる。レギュラーの選手たちもうかうかしていられないだろう。
相手のことも重要だが、まずはしっかりと自分のプレーに集中しなければ、試合に出られるか分からない――こうした状況は緊張感を保つうえでも、悪くない環境だろう。ウズベキスタン戦のメンバーから何人がサウジ戦に残るのか。そこもまた、楽しみな見どころだ。