• トップ
  • ニュース一覧
  • 全日本高校女子選手権決勝は、復活遂げた常盤木学園か? ニューウェーブの旗手・星槎国際湘南か?

全日本高校女子選手権決勝は、復活遂げた常盤木学園か? ニューウェーブの旗手・星槎国際湘南か?

カテゴリ:高校・ユース・その他

西森彰

2019年01月13日

勝負のポイントはどこに?

インターハイ、全日本を通じて初の決勝進出を果たした星槎国際湘南。写真:西森彰

画像を見る

 高校ナンバーワンの座を争う両校の実績には歴然とした差がある。決勝進出が選手権だけで12回目という常盤木に対して、星槎湘南は夏冬通じて初めてのファイナル。舞台慣れを含めて、常盤木が優位に立っている。
 
 チャレンジャーの立場となる星槎湘南の柄澤監督は「常盤木の攻撃陣を見ると、ウチは2点とられる覚悟をしなくてはいけない。ウチが勝つためには、3点くらいとる必要がある」と分析する。
 
「対戦相手の映像を見ても、攻撃については事前に決め過ぎない。実際とのギャップがあった時に、そのままデメリットになってしまうから」と柄澤監督。先入観を持ち過ぎないように臨むと語り、「ゲームを戦う中で、それぞれの選手が、自分の特徴、センスを出しながら、打開してほしい」と続けた。加藤もも、安保が、左右から揺さぶり、中央の遠藤彩椋がバイタルエリアの狭いスペースで働きができるのか。このあたりがポイントになりそうだ。
 
 逆に、常盤木としては、星槎湘南に気分よくボールを回されないことに神経を使うだろう。前述した十文字戦を持ち出すまでもなく、常盤木は勝負どころを見極める能力が高い。90分間のどこかで得意のハイプレスをかけてくるはず。星槎湘南が、この厳しい寄せを外せず、まともにかみ合ってしまうと、球際の強さで勝る常盤木に蹂躙される可能性は高い。
 
 復活遂げた伝統の常盤木か。ニューウェーブの旗手・星槎湘南か。準決勝後、約1週間のインターバルを置いて、1月13日(日)に決勝戦が行なわれる。

取材・文●西森彰(フリーライター)
【関連記事】
【選手権/女子】出場全32校が出揃う! 平成最後の“冬の女王”に輝くのはどこだ!?
【選手権・女子】”なでしこジャパン”候補生を見逃すな!出場32校の注目ヤングガール|北海道~東海編
【選手権・女子】”なでしこジャパン”候補生を見逃すな!出場32校の注目ヤングガール|関西~九州編
未来のなでしこを探せ!高校女子選手権・代表32校の注目ヤングガール|北海道~東海編
未来のなでしこを探せ!高校女子選手権・代表32校の注目ヤングガール|関西~九州編

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ