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C大阪“モリシ”新社長誕生の舞台裏。経営経験のないレジェンドに白羽の矢が立ったのは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月25日

「周りから見て“大丈夫か?”と思われる部分はあるだろうけど…」

現役時代はモリシの愛称で親しまれた。J1通算318試合・94得点を誇るセレッソ大阪のレジェンドだ。(C) SOCCER DIGEST

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 経営面での経験がないことは、確かにリスクが大きい。とはいえ、森島氏しか持ち得ないものも数え切れないほどにある。選手としてC大阪でプレーしてきた経験。アンバサダーや強化としてC大阪を見てきた経験。そして、選手やサポーター、クラブスタッフからの人望。実務経験がないとはいえ、過去にC大阪マネージャーやJ3群馬でGM代行などを歴任した橋本毅夫氏が社長室室長として森島氏をサポートしていく。

 今オフのC大阪は元日本代表MFの山口蛍が神戸、同MF山村和也が川崎へ、日本代表FW杉本健勇が浦和へと完全移籍した。相次いだ主力の流出。新社長にとっては“嵐の船出”となったが、報道陣を前に力強く決意表明をした。
 
「“チーム、クラブとしての方向性を”というところで任された。周りから見て“大丈夫か?”と思われる部分はあるだろうけど、今まで以上に責任を持って、クラブを良い方向に持っていけるように。このクラブに行きたいと思われるのは、クラブの魅力を感じてくれるから。そうなっていくためにも、選手だけじゃなく、クラブスタッフ、自分自身が方向性を示していくこと。率先してやっていくことで全体がついてくる。一丸となってやっていくことが大事。経験はないけど、その気持ちを大事にしてやっていきたいし、前を向いて、みんなで一丸となってやっていきたい。昨シーズンのタイトルに貢献してくれた選手が離れることになったけど、残った選手たち、新しく入った選手たちがいる。また一丸となって、それを大きな力に変えて、必ずタイトルは目指してやっていかないといけない。そこ(タイトル)を目指してやっていく」

 任期は決まっておらず、玉田前社長は「長期政権になる」と言う。名実ともに真の“セレッソの顔”となった森島氏が、どういう手腕を発揮していくのか。新たな舞台での活躍が期待される。
 
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