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【大学サッカー】注目株・上田綺世はいかにしてU-21代表まで登り詰めたのか。キーワードは傾聴力にあり

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月20日

「僕自身の武器は点を取ること。ただ、人間力の部分で…」(上田)

東京五輪を目指すU-21代表でも存在感を示している上田。ハイレベルな仲間から刺激を受け、成長の肥やしにしている。(C)Getty Images

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「僕自身の武器は点を取ること。ただ、人間力の部分で吸収力というのも武器にしている。1回でどれだけを盗めるか。ほかの選手の特徴や自分の足りないものを盗んで、自分を知るれるか。サッカー選手としての質を問われるところがあるので、1回代表に行って活躍してだけでは自分の力を見せただけ。それもいいことだけど、僕は大学生なのに代表に入れてもらっているので、プロに行ったときを考えてプラスにしないといけない」(上田)
 
 世代トップクラスの選手が集まる場で様々な技術や姿勢を吸収し、自らの肥やしにしてきた。ただ、上田は自身に不足しているスキルをがむしゃらに、身に付けようとしているわけではない。
 
「シンプルに身体の強さとか運動量とかは代表に行かなくても分かるもの。行って分かることは、このタイミングのこのテンポで動き出さないとダメだなとか、プロの選手はジャンプのタイミングがコンマ何秒速いなとか、勝負際での違いを感じるように心掛けている」
 
 上田は単純に課題を知るだけであれば、チームでも取り組めると考えている。だからこそ、代表では、ひとつ上のレベルを知るために自身の感性を磨く作業に注力してきた。Jの舞台ではなく、大学サッカーに身を置いても歩みを止めなかったのも、考える力が人よりも発達していたからだろう。
 
 大学の枠を飛び越えてU-21世代でトップを走るFWへと変貌した上田。プロの世界に身を置かなくとも、類まれな傾聴力があれば、まだまだ進化を遂げていくはずだ。

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取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)
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