Cブロックでは尚志とJFAアカデミー福島が対峙した。７年ぶりのプレミアリーグ復帰を狙う尚志が38分に吉田泰授のゴールで先制。その後も落ち着いた試合運びでリードを守っていくが、試合終了間際の90分＋４分に同点弾を献上。まさかの展開で延長戦へと入るが、なかなか２点目を奪えない。それでも最後はPK戦で勝ち切り、１回戦を突破した。もう１試合は横浜ユースが旭川実に７－０で大勝。主将でエースの椿直起が２得点を奪うなど、前半から圧巻の攻撃力を見せ付けて勝利を手中に収めた。
 
　Dブロックは2012年度以来のプレミアリーグ参戦を狙う愛媛U－18が作陽と対戦。試合は中盤までスコアレスで進むなか、愛媛は76分に柳下将野が値千金の決勝弾を決めて16日の決定戦に勝ち進んだ。もう１試合は、惜しくも選手権出場を逃した新潟明訓と金光大阪の高体連組対決。試合は序盤から新潟明訓が優勢に進めると、稲見直也と落合毅人のゴールで前半のうちに２点をリードする。後半はゴールこそ奪えなかったが、守備陣がきっちりと締めて無失点で勝利を挙げた。
 
　中１日を置いて行なわれる16日の２回戦（参入決定戦）も、１回戦同様に広島県内で実施。ここで勝利を収めた４チームが来季からのトップディビジョン参入の権利を掴む。

・16日の対戦カード一覧
11:00キックオフ
・矢板中央（栃木／関東１位）ｖｓ大津（熊本／九州２位） コカ・コーラウエスト
・東海大仰星（大阪／関西１位）ｖｓ大宮ユース（関東３位） 広島広域第一球技場

13:30キックオフ
・尚志（福島／東北１位）ｖｓ横浜ユース（関東２位）コカ・コーラウエスト
・愛媛Ｕ－18（四国１位）ｖｓ新潟明訓（北信越１位）  広島広域第一球技場
※勝者が来季のプレミアリーグ昇格の権利を獲得。