ビジャ獲りに続く一手は?急速に「バルサ化」を進める神戸の補強プランを探る

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年12月14日

イニエスタやリージョ監督の招聘によって、風向きは変わりつつある

イニエスタの加入は、単純なチーム力アップだけでなく、補強戦略にも好影響を及ぼしている。(C)SOCCER DIGEST

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 37歳という年齢に不安はあるものの、ニューヨーク・シティでプレーした今季は23試合・14得点。衰え知らずの決定力を示しており、実際に三木谷会長は「何度もビデオを見直した」と、入念に動きをチェックしたことを明かしている。今季終盤に神戸が採用していた4-3-2-1のシステムに当てはめれば、ビジャは1トップに入るだろう。2シャドーにはイニエスタとポドルスキがおり、ワールドクラスの3人が前線でトリオを結成することになる。

 ただ、それだけではない。中盤や最終ラインでも積極的な補強に乗り出していることから、神戸の来季に懸ける本気度がうかがえる。
 
 左サイドバックには、かつてバルセロナに所属した元ブラジル代表アドリアーノ(ベシクタシュ)にオファー。こちらは交渉が難航しているようだが、セレッソ大阪の元日本代表MF山口蛍にも正式オファーを提示した。熱意に加えて、移籍金2億円、年俸も1億円を超えた好条件を提示しているようで、現時点では完全移籍での獲得が濃厚となっている。圧倒的な運動量で広範囲をカバーできる山口が加われば、前線の3人の負担も軽減されることになる。さらには両サイドバックをこなせるガンバ大阪のDF初瀬亮にも正式オファーを出しており、戦力の底上げに着手している。
 

 補強の基準に関して、かつてクラブ幹部は「日本人なら、代表クラスの選手」と話していた。一昨年のFW小林悠(川崎)、昨年のMF柏木陽介(浦和)にはオファーを断られたが、イニエスタの加入やリージョ監督の招聘によってクラブの本気度が示され、風向きは変わりつつある。
 
 急速に、かつ着実に「バルサ化」を推進する神戸が、来季の目玉となりそうだ。
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