そのプレースタイルは、まるで元オランダ代表のデニス・ベルカンプのよう
一方、3年前のオーストラリア大会では4試合すべてスタメンを固定して戦った結果、準々決勝でPK戦の末、UAEの前に屈した。
国際トーナメントを勝ち抜くには、やはり選手層の厚さがモノを言う。ところが、森保ジャパンはウルグアイ戦とベネズエラ戦をレギュラー組中心で、パナマ戦とキルギス戦をサブ組中心で戦ったため、サブ組の選手がレギュラー組に混じったとき、どのようなパフォーマンスを見せられるのか定かでないのだ。現状で計算できるのは、原口元気しかいない。
だからだろうか、森保監督と関塚隆技術委員長は11月シリーズを終えると、さっそく欧州へ視察に出かけた。ドイツやベルギーを回り、香川真司、久保裕也らを視察するのではないか、と報じられているが、個人的に推すのは、シント=トロイデンで9戦8発と結果を残している鎌田大地だ。
国際トーナメントを勝ち抜くには、やはり選手層の厚さがモノを言う。ところが、森保ジャパンはウルグアイ戦とベネズエラ戦をレギュラー組中心で、パナマ戦とキルギス戦をサブ組中心で戦ったため、サブ組の選手がレギュラー組に混じったとき、どのようなパフォーマンスを見せられるのか定かでないのだ。現状で計算できるのは、原口元気しかいない。
だからだろうか、森保監督と関塚隆技術委員長は11月シリーズを終えると、さっそく欧州へ視察に出かけた。ドイツやベルギーを回り、香川真司、久保裕也らを視察するのではないか、と報じられているが、個人的に推すのは、シント=トロイデンで9戦8発と結果を残している鎌田大地だ。
フランクフルトに所属した昨季はほとんど試合に出られなかったが、シュートへの意識や決定力が研ぎ澄まされた。それを今季のベルギーリーグで遺憾なく発揮している。2トップの一角や2シャドーに入り、しなやかにボールを収め、流れるようなスムーズさでフィニッシュまで持ち込んでいるのだ。そのプレースタイルは、まるで元オランダ代表のデニス・ベルカンプのようだ。
本人はインサイドハーフでのプレーを希望しているが、森保ジャパンでは大迫のポジションでも、南野のポジションでも務めることができる。アジアカップで試す価値は、十分すぎるほどあると思う。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)
本人はインサイドハーフでのプレーを希望しているが、森保ジャパンでは大迫のポジションでも、南野のポジションでも務めることができる。アジアカップで試す価値は、十分すぎるほどあると思う。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)