• トップ
  • ニュース一覧
  • 森保ジャパンに求められるプラスアルファ。絶好調の鎌田大地はアジアカップで試す価値がある

森保ジャパンに求められるプラスアルファ。絶好調の鎌田大地はアジアカップで試す価値がある

カテゴリ:日本代表

飯尾篤史

2018年11月24日

そのプレースタイルは、まるで元オランダ代表のデニス・ベルカンプのよう

9戦8発とベルギーで奮闘する鎌田は面白い存在だ。 (C)STVV

画像を見る

 一方、3年前のオーストラリア大会では4試合すべてスタメンを固定して戦った結果、準々決勝でPK戦の末、UAEの前に屈した。

 国際トーナメントを勝ち抜くには、やはり選手層の厚さがモノを言う。ところが、森保ジャパンはウルグアイ戦とベネズエラ戦をレギュラー組中心で、パナマ戦とキルギス戦をサブ組中心で戦ったため、サブ組の選手がレギュラー組に混じったとき、どのようなパフォーマンスを見せられるのか定かでないのだ。現状で計算できるのは、原口元気しかいない。

 だからだろうか、森保監督と関塚隆技術委員長は11月シリーズを終えると、さっそく欧州へ視察に出かけた。ドイツやベルギーを回り、香川真司、久保裕也らを視察するのではないか、と報じられているが、個人的に推すのは、シント=トロイデンで9戦8発と結果を残している鎌田大地だ。
 フランクフルトに所属した昨季はほとんど試合に出られなかったが、シュートへの意識や決定力が研ぎ澄まされた。それを今季のベルギーリーグで遺憾なく発揮している。2トップの一角や2シャドーに入り、しなやかにボールを収め、流れるようなスムーズさでフィニッシュまで持ち込んでいるのだ。そのプレースタイルは、まるで元オランダ代表のデニス・ベルカンプのようだ。

 本人はインサイドハーフでのプレーを希望しているが、森保ジャパンでは大迫のポジションでも、南野のポジションでも務めることができる。アジアカップで試す価値は、十分すぎるほどあると思う。

取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)
【関連記事】
「パリへの移籍は失敗だった…」 元バルサの“教育係”がセレソンの後輩ネイマールの退団に改めて苦言
「アジア杯メンバーの半分は当確か」英メディアが森保ジャパン2試合のレポートで言及した”懸念材料”
【日本代表】キルギス戦を盛り上げた美女サポーターたち!
【セルジオ越後】アジア杯への懸念はボランチと切り札。解決されないと中島と堂安の負担が…
アジアカップ制覇に必要な人材は?過去5試合から森保ジャパンのメンバー編成を占う

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ