イタリアは後半アディショナルタイムに決勝点
11月20日には、他にも各国で国際親善試合が行なわれた。
イタリアはベルギーのヘンクに赴いてアメリカと対戦。長く攻勢を維持したものの、マンチーニに率いられたチームは、この試合でもなかなかゴールを奪えないまま、後半アディショナルタイムに突入する。
そして94分、ポリターノ、ヴェッラッティ、ガリアルディーニがゴール前で細かくパスを繋ぎ、リターンを受けたポリターノがゴール左隅に流し込み、劇的なかたちで勝利を飾った。
イタリアはベルギーのヘンクに赴いてアメリカと対戦。長く攻勢を維持したものの、マンチーニに率いられたチームは、この試合でもなかなかゴールを奪えないまま、後半アディショナルタイムに突入する。
そして94分、ポリターノ、ヴェッラッティ、ガリアルディーニがゴール前で細かくパスを繋ぎ、リターンを受けたポリターノがゴール左隅に流し込み、劇的なかたちで勝利を飾った。
3日前にNLでオランダに完敗を喫して首位から陥落したフランスは、サンドニに強敵ウルグアイを迎え、52分に相手のハンドで得たPKをジルーが決めて先制ゴールを奪い、これを最後まで守り切った。
フランスは多くの主力選手を起用しながらも、やや攻撃に精彩を欠いたが、それ以上にウルグアイは出来が悪く、前線にスアレス、カバーニが並んだにもかかわらずゴールには迫れず、これで韓国戦、日本戦、ブラジル戦に続いての黒星となり、4連敗を喫してしまった。
ブラジルは、イングランドのミルトン・キーンズでカメルーンと対戦。主導権を握り続けながら、前半終了間際、CKからウィリアンが入れたボールをリシャルリソンが頭で合わせて先制点を挙げる。結局、これが両チーム唯一のゴールとなり、ブラジルはロシア・ワールドカップ後の連勝を6に伸ばした。
多くのチャンスを作りながらも決め切れなかったのは、ネイマールが不在だったことが大きい。背番号10のエースはスタメンに名を連ねたものの、開始8分で股関節を痛め、リシャルリソンとの交代を余儀なくされたのだ。
現時点で怪我の状態は明らかになっていないが、彼が所属するパリ・サンジェルマンはリーグ・アンだけでなく、今月28日にチャンピオンズ・リーグのリバプール戦という重要なゲームを控えているだけに、大きな不安を抱えることとなってしまった。
しかし、パリSGにとって頭の痛い材料はこれだけに止まらず、前述したフランス対ウルグアイ戦では、エムバペも相手選手と激しく激突として右肩を痛め、一度は治療を受けてピッチに戻るも、すぐに自ら交代を申し出、36分でプレーを止める事態となった。
パリSGを牽引する前線の2人は、すぐに戦線に戻れるのか否か。非常に気になるところだ。
なお、20日に行なわれた主な国際親善試合の結果は、以下の通りである。
日本 4-0 キルギス
ウズベキスタン 0-4 韓国
トルコ 0-0 ウクライナ
ブラジル 1-0 カメルーン
イタリア 1-0 アメリカ
フランス 1-0 ウルグアイ