では、マドリーの選手たちはだれを次期監督に望んでいるのか。
『OK diario』紙の編集長、エドゥアルド・インダ氏はこの問いに、「グティかミカエル・ラウドルップ」と答えている。
一方で『AS』紙は「ホルヘ・バルダーノが後任候補リストに新たに加わった」と報じており、アザールと厚い信頼関係を築くベルギー代表のスペイン人監督、ロベルト・マルティネスを推す声も依然として多い。
スポーツメディアとして権威のあるラジオ局「Cadena Ser」のディレクター、マヌ・カレニョ氏は29日夜（日本時間30日朝）、人気ラジオ番組『El larguero』の中で“最新情報”として、次のように述べていた。
「マドリーから正式にオファーがあった場合、ベルギー・サッカー連盟はマルティネスの放出を止めない意思があることをクラブ側に伝えたようだ」
マドリーの選手やサポーターが望む監督は？
アザール獲得を狙うなら、ベルギー代表で信頼関係を築くマルティネス（左）は適任。選手やサポーターの間で一番人気なのは現在ベジクタシュでアシスタントコーチを務めるグティ（右）だ。(C)Getty Images
ちなみに、TVなどでマドリー・サポーターの街頭インタビューを見ている限り、暫定的にチームを率いることになったソラーリ監督の人気はいまひとつのようで、サポーターの間でもっとも人気があるのも、やはり「グティ」のようだ。
この点でマドリーのロッカールームとサポーターの好みは合致しているが、果たして、フロントはだれをロペテギの後任に据えるのか。いまだに状況は混沌としている。
文●山本美智子（フリーランス）
この点でマドリーのロッカールームとサポーターの好みは合致しているが、果たして、フロントはだれをロペテギの後任に据えるのか。いまだに状況は混沌としている。
文●山本美智子（フリーランス）
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