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【U-19日本代表】6万観衆を黙らせた"完封勝利"の立役者!橋岡大樹がプレーで示した周囲へのメッセージ

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2018年10月29日

向上心の強さ、成長に対する生真面目さは筋金入りだ

浦和では右のウイングバックを務め、思い切りの良い攻撃参加を見せている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ミスが出ても精神的に落ちたり弱気になったりすることなく、次のプレーへと繋げられる。その強さがある。U-19日本代表を率いる影山雅永監督は、「もうちょっとヘコんで反省しろよ、という場面もたくさんあるんですが」と冗談めかして笑いつつ、こんな言葉で“橋岡らしさ”を形容する。
 
「橋岡はミスしたあとに、それを自分で調整しているんですよね。このアプローチではがされてしまった。だから次は弱気にということではなくて、じゃあ、もっと速く行くとか、もう50センチ深く詰めてみるというプラスの方向、ポジティブな形で調整できる。それが彼の強みだと思います」
 
 向上心の強さ、成長に対する生真面目さは筋金入り。浦和レッズでは右ウイングバックでのプレー機会が多いことから、クロス精度向上のためのトレーニングを継続することをテーマとしており、このU-19代表に来ても、クロス練習へ励む姿を観ることができる。
 
 あくまでCBとして考えている影山監督は「代表ではやらなくていいんじゃないか、それ」と言いたくなってしまうそうだが、そうした本人の向上心については至ってポジティブな感触も持っている。橋岡が浦和というチームでポジションを掴んで戦い続けられている理由も、まさにそうした部分にあるだろう。
 
 残すは準決勝と決勝の2試合。相手はオーストラリアかサウジアラビア、そしてファイナルで迎える相手は韓国か。DFの出番がこれまでより多くなるのは間違いないなかで、浦和の若武者はさらに輝きを増していくに違いない。
 
取材・文●川端暁彦(フリーライター)
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