U-20W杯優勝の“4人衆”が殴り込み!なでしこジャパンの序列が大きく変わる?

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2018年10月23日

戦力拡充は重要課題のひとつ

「即戦力として自分が出るという気持ちで来てもらわないと意味がない」。高倉監督は、若手の台頭に期待を寄せる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「同じグラウンドの中でともにボールを蹴りながら競争してほしい。今回は国内での活動ですし、少し多めに呼びました」
 
 通常であれば大体23名程度のところ、今回は28名の選手を呼んだ理由が、そうしたポジション争いの活性化にある。大袈裟な言い方をすれば、ニューフェイスの“殴り込み”に指揮官は期待しているのである。
 
 2019年6月のフランス・ワールドカップ、また2020年の東京五輪を見据えれば、戦力拡充は重要課題のひとつ。まずは約7か月後に迫るワールドカップに向けてチーム作りを早急に進めたい高倉監督は「彼女たちはお姉さんたちがいてもビビることはないと思います。もちろん若いですし、初めての選手もいるので、緊張もあると思いますけど、即戦力として自分が出るという気持ちで来てもらわないと意味がない。そういう話はしますし、すぐにワールドカップは来ますので、彼女たちにも今までのなでしこジャパンと同じ強度を求めてきたことを求めていこうと思います」と、あくまで若手もフラットに評価する姿勢だ。
 
 抜擢を受けた“若手4人衆”は代表定着に向け、ノルウェー戦でアピールできるか。なでしこジャパンの序列が大きく変わるかもしれない。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
【関連記事】
【セルジオ越後】「リトルビッグ3」のスタート!問われるのは”継続性”だ
日本対ウルグアイ戦を彩った「美女サポーター」をご紹介!
「来たばかりの頃に比べて、心も楽になっている」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナが語った心境の変化と仲間との距離感
4連覇は目前!! 女子サッカー界にそびえ立つ緑の塔「ベレーザ」はなぜ強いのか?
ベレーザ優勝決定は持ち越し! 集客プロジェクトのPを務めた"なでしこの10番"は「お客さんと協力してリーグを盛り上げて行きたい」と継続に意欲

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月1日号
    12月18日(木)発売
    [特集]
    2026北中米ワールドカップ
    選手名鑑&出場国ガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ