クラブで出場機会を掴み取るか、冬の移籍市場で新天地を求めるか
12日のパナマ戦で先発した原口はフル出場を飾ったが、ウルグアイ戦でスターターだった柴崎は74分、誰よりも早くベンチに退いた。それは、指揮官の柴崎に対する評価が芳しくなかったことを表しているのではないか。
原口がクラブで出場機会を得られていないのは、夏に負った怪我の影響である。原口自身も「なんで出られていないのかは分かっている。肉離れしたところがなかなか治らなかったので。でも、やっと良くなってきた」と話している。
実際、インターナショナルマッチウイーク直前のシュツットガルト戦では負傷した浅野拓磨に代わって14分にピッチに入り、76分間プレーした。パナマ戦でのパフォーマンスも悪くなかったし、この先さらに調子は上がっていくだろう。
原口がクラブで出場機会を得られていないのは、夏に負った怪我の影響である。原口自身も「なんで出られていないのかは分かっている。肉離れしたところがなかなか治らなかったので。でも、やっと良くなってきた」と話している。
実際、インターナショナルマッチウイーク直前のシュツットガルト戦では負傷した浅野拓磨に代わって14分にピッチに入り、76分間プレーした。パナマ戦でのパフォーマンスも悪くなかったし、この先さらに調子は上がっていくだろう。
一方、柴崎が本来のパフォーマンスを取り戻すためには、やはりクラブで出場機会を掴み取るしかない。ヘタフェのホセ・ボルダラス監督の評価を覆すか、冬の移籍市場で新天地を求めるか。ただし、冬に移籍できたとしても、1月に開幕するアジアカップまでに試合勘やコンディションを取り戻すことはできない。
森保監督は「まだまだ招集したい選手はたくさんいる」と、代表の門戸は常に開かれていることを強調している。このまま柴崎がクラブで出場機会を掴めないようなら、プレーメーカータイプのボランチとして大島僚太や天野純が再招集されてもおかしくない。柴崎のヘタフェでの処遇と、森保監督の判断に注目したい。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)
森保監督は「まだまだ招集したい選手はたくさんいる」と、代表の門戸は常に開かれていることを強調している。このまま柴崎がクラブで出場機会を掴めないようなら、プレーメーカータイプのボランチとして大島僚太や天野純が再招集されてもおかしくない。柴崎のヘタフェでの処遇と、森保監督の判断に注目したい。
取材・文●飯尾篤史(スポーツライター)