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古豪ウルグアイはいかにして蘇生したのか…71歳の名伯楽が熱く明かした「復権への一大改革」

カテゴリ:ワールド

羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb)

2018年10月16日

ゴールは常に未来に! タバレスがモットーとするのは

2008年にA代表デビューを飾ったカバーニも2006年に発足した“育成改革”で見出された一人だ。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 思わずスタッフが止めに入るほど、サッカーへの熱き想いを語り続けたタバレス。そんな指揮官が率いる精鋭軍団が目ざすゴールは、2022年のカタール・ワールドカップであり、今回の日本戦を含めたアジア遠征での結果ではない。これは監督みずから明言している。

「日本はいま、新しいチームを作っている最中にあるかもしれないが、我々は直近では2019年のコパ・アメリカ、2022年のワールドカップを目標としている。こうした親善試合は単に結果を残すことだけを考えるのではなく、若手を起用し、彼らに経験を与えることも重要視している。私たちのゴールはあくまでカタール大会に出場し、そこで結果を残すことだ」

「El camino es la recompensa(歩む道こそが報酬)」という言葉をモットーとし、一朝一夕で得られる成果を求めない。それが言わば、タバレス流だ。常に先を見据えている。

 異例というべき長期政権を敷く熱血漢のもとで、独自の成長曲線を描き続ける強豪ウルグアイ。A代表がロシア・ワールドカップでベスト8進出、U-20代表が南米ユース選手権で優勝を飾り、韓国でのU-20ワールドカップで堂々4強入り(ともに2017年)と、世界で確かな成果を上げている。はたして彼らは“融合”をテーマに掲げる森保ジャパンに、どんな手ほどきを示してくれるのか。好勝負を期待したい。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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