【釜本邦茂】同じ3対0でもちょっと違う… 私にはコスタリカ戦ほどの驚きはなかったね

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年10月13日

パナマ戦では問題にならなかったシーンでもウルグアイが相手では…

新体制発足から2連勝を飾った森保監督。次のウルグアイ戦はいかなるメンバーで臨むのか興味深い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 選手たちのトライする姿勢は、次のウルグアイ戦でこそ真価が問われるところだけど、森保監督は、非常にいいチームマネジメントをしているように私に目には映ったよ。
 
 パナマ戦では、前回のコスタリカ戦で出番のなかった19歳CBの冨安を先発で代表デビューさせ、ボランチの三竿も初先発に起用した。守備の方も多少引きすぎていた面はあったにせよ、無失点に抑えられたことは評価していいんじゃないかな。森保監督はこうした若手を抜擢する一方で、原口や大迫といったワールドカップを経験した選手たちも混ぜて、うまく世代間の融合をバランスのいい形で図っていたと思う。
 
 ウルグアイ戦では、最終ラインも吉田、長友、酒井宏といったワールドカップの主力組が起用されるだろうし、中盤や前線ではコスタリカ戦で好プレーを見せていた中島、堂安、遠藤といった新戦力たちが再び出番を得ることになるだろう。現状では、この10月の2連戦もなるべく多くの選手を見たいという森保監督のプランニングと、結果がうまくマッチしていると言えるけど、やっぱり問題は試合の質だ。
 
 ウルグアイはFIFAランク5位と、実績、経験、戦力の面で日本の上を行く相手。そういうチームを相手にパナマ戦のようなナイーブな戦い方をしていたら、一気に付け込まれてしまう。パナマ戦では失点にならなかったり、中盤で奪われても問題にならなかったりしたシーンでも、よりクオリティの高い相手ならどうなるのか。
 
 1月のアジアカップはもちろん、4年先を見通すうえでも試金石となる試合になるんじゃないかな。
 
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