必要なのはチームを活性させるポストプレーと流動的な動き
ただ、どうしても練習時間の短さには抗いようがなかった。
「相手のボランチがピッチの真ん中を締めてきた。2トップの片割れがスペースに動くとか、フリーランニングも必要だった」と渡邉。ピッチ中央に陣取っても、時間の経過とともに効果的なボールが入らなくなった。同時に相方のアデミウソンは、そこまで動き回るタイプではない。味方から効果的なボールを引き出すために“もっと自分が衛星的な動きをすれば良かった……”という思いが口を突いた。
「相手のボランチがピッチの真ん中を締めてきた。2トップの片割れがスペースに動くとか、フリーランニングも必要だった」と渡邉。ピッチ中央に陣取っても、時間の経過とともに効果的なボールが入らなくなった。同時に相方のアデミウソンは、そこまで動き回るタイプではない。味方から効果的なボールを引き出すために“もっと自分が衛星的な動きをすれば良かった……”という思いが口を突いた。
だが、その思いに至ったのは「やはり(G大阪の選手は)技術はある」という確信。そして自身がもっとチームに馴染めば「チャンスを作ることはできる」という前向きな思考だった。
宮本監督就任後は7試合で計8得点。複数得点を奪った試合は2試合しかない。
「攻撃で厚みを出していけばチャンスも増える」
得点はもちろん、必要なのはチームを活性させるポストプレーと流動的な動き。J1残留を目ざす青黒軍団において、渡邉がどこまでフィットするかは大きなポイントになりそうだ。
取材・文●飯間健(スポニチ大阪)
宮本監督就任後は7試合で計8得点。複数得点を奪った試合は2試合しかない。
「攻撃で厚みを出していけばチャンスも増える」
得点はもちろん、必要なのはチームを活性させるポストプレーと流動的な動き。J1残留を目ざす青黒軍団において、渡邉がどこまでフィットするかは大きなポイントになりそうだ。
取材・文●飯間健(スポニチ大阪)