ガンバ残留への救世主となる! J1通算89得点の本格派FWが担う“ラストピース”の大役

カテゴリ:Jリーグ

飯間 健

2018年08月25日

必要なのはチームを活性させるポストプレーと流動的な動き

横浜、FC東京、神戸と渡り歩き、32歳でG大阪へ決意のレンタル移籍。与えられたタスクを忠実にこなす本格派は、ゴールだけでなくアシストもお手の物。写真:川本学

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 ただ、どうしても練習時間の短さには抗いようがなかった。
 
「相手のボランチがピッチの真ん中を締めてきた。2トップの片割れがスペースに動くとか、フリーランニングも必要だった」と渡邉。ピッチ中央に陣取っても、時間の経過とともに効果的なボールが入らなくなった。同時に相方のアデミウソンは、そこまで動き回るタイプではない。味方から効果的なボールを引き出すために“もっと自分が衛星的な動きをすれば良かった……”という思いが口を突いた。

 
 だが、その思いに至ったのは「やはり(G大阪の選手は)技術はある」という確信。そして自身がもっとチームに馴染めば「チャンスを作ることはできる」という前向きな思考だった。
 
 宮本監督就任後は7試合で計8得点。複数得点を奪った試合は2試合しかない。
 
「攻撃で厚みを出していけばチャンスも増える」
 
 得点はもちろん、必要なのはチームを活性させるポストプレーと流動的な動き。J1残留を目ざす青黒軍団において、渡邉がどこまでフィットするかは大きなポイントになりそうだ。

取材・文●飯間健(スポニチ大阪)
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