「すごく戦っていて楽しかった」(齋藤) 「正直悔しさしかなかったですね」(端戸)
同じピッチに立ったふたりの明暗はハッキリと分かれた。移籍後初ゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献した齋藤。大きなインパクトを残せないまま65分にピッチを後にした端戸。試合後、ユニホーム交換を行なったふたりの感情は大きく異なっていた。
「『今年やっと10年目だね』という話はちょっと前にしていた。その中で同じチームではないけど、対戦相手としてできたのはすごく大きい。またこれがリーグでも代表などでも、いろいろなステップのところでやれる機会があったらいい。すごく戦っていて楽しかった」(齋藤)
「向こうは点を決めて、僕は何もできなかった。自分自身もっとサッカーに謙虚になって、力をつけていかないと本当に生き残っていけないと感じた。今日の悔しい思いをどうつなげていくかが残りの3か月半につながっていく。正直悔しさしかなかったですね」(端戸)
「『今年やっと10年目だね』という話はちょっと前にしていた。その中で同じチームではないけど、対戦相手としてできたのはすごく大きい。またこれがリーグでも代表などでも、いろいろなステップのところでやれる機会があったらいい。すごく戦っていて楽しかった」(齋藤)
「向こうは点を決めて、僕は何もできなかった。自分自身もっとサッカーに謙虚になって、力をつけていかないと本当に生き残っていけないと感じた。今日の悔しい思いをどうつなげていくかが残りの3か月半につながっていく。正直悔しさしかなかったですね」(端戸)
今回のマッチアップは齋藤に軍配が上がった。だが、これは天皇杯の舞台だったことも忘れてはならない。また来月、台風で延期になったリーグ戦の試合が開催される。その時、ふたりは同じピッチに立てるのか。今度はリーグ戦の舞台で、両者の火花散らすバトルが見たいものである。
取材・文●林 遼平(フリーライター)
取材・文●林 遼平(フリーライター)