目標は「二桁」と断言。その具体的な数値が明らかに!?
私は、プレシーズンにも堂安に目標を訊いていたし、同業者のインタビューも読んでいたが、いずれの場合でも堂安は「二桁ゴールです」と答えている。昨季、試合に出られなかった時期もあったなかで、9ゴールを記録した堂安にとって、「二桁ゴール」という目標はいささか控えめにすぎないだろうか。
「いや、高望みしすぎたらダメなんです。あんまり上を見すぎたら僕はダメなので、現実的に」
それは、なぜ?
「焦ります、焦ります。1試合、点を取れなかったら、『残り何試合で何点取らないとダメ』と考えちゃうから」
「いや、高望みしすぎたらダメなんです。あんまり上を見すぎたら僕はダメなので、現実的に」
それは、なぜ?
「焦ります、焦ります。1試合、点を取れなかったら、『残り何試合で何点取らないとダメ』と考えちゃうから」
もうひとつ、今季の堂安が狙っているものがある。それは1試合での複数ゴールだ。昨季は1試合1ゴールを9回重ねて9ゴールを記録した。それだけにフィテッセ戦の終盤、好機で放ったシュートが敵GKエドアルドに防がれたのが、悔しくて仕方がない。
「ただ、ビッグチャンスが去年より増えた。去年は1試合で1回のチャンスに、俺も驚くようなゴールで積み重ねていた。そういうのじゃなく、『あれだけチャンスがあったらあれだけ取るよね』と思われるぐらいチャンスに絡みたいです。それがたまたまシーズン終わってみれば15点、16点だったと思われたい。シュート一本で得点一つじゃなくて、シュート5本ぐらい撃って2点、3点ぐらい取れる選手になりたいなと思います」
期せずして、15~16ゴールを狙っている堂安の本音が聞けてしまった。
取材・文●中田徹
「ただ、ビッグチャンスが去年より増えた。去年は1試合で1回のチャンスに、俺も驚くようなゴールで積み重ねていた。そういうのじゃなく、『あれだけチャンスがあったらあれだけ取るよね』と思われるぐらいチャンスに絡みたいです。それがたまたまシーズン終わってみれば15点、16点だったと思われたい。シュート一本で得点一つじゃなくて、シュート5本ぐらい撃って2点、3点ぐらい取れる選手になりたいなと思います」
期せずして、15~16ゴールを狙っている堂安の本音が聞けてしまった。
取材・文●中田徹