ベルギーでは「ボックス・トゥ・ボックス型」に!?
ヘンク戦のSTVVは徹底したマンツーマン戦術を採り、マリノフスキーのマークを担当することになった遠藤のポジションは右インサイドハーフだった。開幕から絶好調のマリノフスキーを遠藤はしっかりケアしながら、ボールを持つとパス・アンド・ゴーを繰り返した。
「積極的に前に出ていくことは自分の良さなので、そこを出せたとも思います」
試合後、遠藤に思わぬ質問が記者から飛んだ。日本では守備的なポジションを主としていた遠藤が「目標のゴール数は?」と訊かれたのだ。
「積極的に前に出ていくことは自分の良さなので、そこを出せたとも思います」
試合後、遠藤に思わぬ質問が記者から飛んだ。日本では守備的なポジションを主としていた遠藤が「目標のゴール数は?」と訊かれたのだ。
「ディフェンスの選手なんで、あんまり、そういうことは訊かれない」と一瞬、キョトンとした表情を見せた遠藤だったが、ヘンク戦で前めのMFを務め、ゴールという結果を出した直後だけあって、すぐに新たな目標を見据えて宣言した。
「ああいうポジションでやるのであれば、最低でも5点ぐらいは取らないといけない。ゴールもアシストも5個ずつ。10得点に絡めるぐらいの結果を残さないといけないと思います」
「守備的なポジションならどこでもこなす、ポリバレントな選手」と重宝され、ロシア・ワールドカップのメンバーにも選ばれた遠藤。もしかするとベルギーでは、ボックス・トゥ・ボックス型の、守備もできて得点に絡める選手に生まれ変わるかもしれない。
取材・文●中田徹
「ああいうポジションでやるのであれば、最低でも5点ぐらいは取らないといけない。ゴールもアシストも5個ずつ。10得点に絡めるぐらいの結果を残さないといけないと思います」
「守備的なポジションならどこでもこなす、ポリバレントな選手」と重宝され、ロシア・ワールドカップのメンバーにも選ばれた遠藤。もしかするとベルギーでは、ボックス・トゥ・ボックス型の、守備もできて得点に絡める選手に生まれ変わるかもしれない。
取材・文●中田徹