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宮本新体制への期待、フロント不信、危惧する二の舞…ガンバ政権交代にファンは賛否両論!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月24日

クルピ前監督への同情的な意見、そして激しいフロント批判

わずか半年での解任となってしまったクルピ監督。積極的に若手を登用する真骨頂を見せ、一時は浮上の気配が漂ったが……。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 その一方で、盛んに使われている言葉が“二の舞”である。「松波さんの二の舞はやめてくれよ?そこはフロントが守ったれよ?」「あの二の舞はごめん。お願いですから松波さんのように辛い目には合わせないでください!」といったものだ。
 
 6年前の2012年シーズン、ガンバはクラブ史上初のJ2降格の悪夢を見た。当時の流れと今回の政権交代がきわめて酷似しているからだ。
 
 西野朗・長期政権が終焉し、ブラジル人のジョゼ・カルロス・セホーン氏を新指揮官に迎え、元日本代表FW呂比須ワグナー氏が右腕を担う二頭体制に切り替えた。しかし内容も結果も惨憺たるもので、わずか2か月で政権は崩壊。監督の更迭とともに、当時の強化部長は引責辞任した。そしてコーチでクラブOBの“ミスターガンバ”松波正信氏が監督に昇格したのである。
 
 なんとか立て直そうと若き指揮官は奮闘したものの、経験不足は否めず、負の連鎖も止まらない。チームは降格の憂き目を見て、シーズン終了後に松波氏は監督の任を解かれ、翌年には20年間籍を置いたクラブを去ったのだ(今春から4年ぶりに復帰してアカデミーダイレクターを担当している)。
 
 長期政権後の移行に失敗し、若きクラブOBに指揮を任せて打開を図る。ここまではまったく同じシナリオだ。結果がどうなるにせよ、フロントは“ツネ”を守れというのが、ファンの強い願いなのかもしれない。

 
 ここでハッキリしているのは、クルピ監督に対しては同情的な意見が大勢を占めているという点だ。もちろんマネジメントに対する純然たる批判はあるものの、「あれだけの戦力しか与えられなかったのだから仕方ない」という見解がきわめて多い。もっと言えば、「苦しい台所事情のなかでたくさんの若手を使ってくれてあるがとうございます」「クルピさんが起用した若手がいつかガンバを支える大事な戦力になると思います」など、感謝の言葉も散見された。
 
 一方で、フロントへの風当たりは猛烈に強い。プレシーズンの消極的な補強策が招いた結果であり、ここ数年で著しくスケールダウンした戦力の責任をフロントに問うているのだ。
 
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