むしろ「厄介だ」と感じているのはスターリング
その根拠はどこにあるのか。チームには確固たる自信が芽生えていると、指揮官は力を込める。
「スカウティングの効果は大きく、それをほぼパーフェクトにこなす選手がクロアチアには揃っている。アルゼンチンのリオネル・メッシ、デンマークのクリスティアン・エリクセンを抑えることができて、ケインを封じられないことはない。(CBの)デヤン(ロブレン)はプレミアリーグで彼と何度も対戦しているし、(CBのドマゴイ・)ヴィダも調子がいい。上手くやれると信じているよ」
戦略家はむしろ、ラヒーム・スターリングを警戒しているようだ。
「ケインに仕事をさせないのは当然として、厄介なのがスターリングだ。あのスピードと打開力は尋常ではないし、コンディションも良い。彼が輝けばケインも輝く。ここにどう対応するかが大事になってくるだろう」
「スカウティングの効果は大きく、それをほぼパーフェクトにこなす選手がクロアチアには揃っている。アルゼンチンのリオネル・メッシ、デンマークのクリスティアン・エリクセンを抑えることができて、ケインを封じられないことはない。(CBの)デヤン(ロブレン)はプレミアリーグで彼と何度も対戦しているし、(CBのドマゴイ・)ヴィダも調子がいい。上手くやれると信じているよ」
戦略家はむしろ、ラヒーム・スターリングを警戒しているようだ。
「ケインに仕事をさせないのは当然として、厄介なのがスターリングだ。あのスピードと打開力は尋常ではないし、コンディションも良い。彼が輝けばケインも輝く。ここにどう対応するかが大事になってくるだろう」
イングランド代表に対しては「若い選手が多いが経験豊富な印象を受ける。スウェーデン戦は余裕さえ感じた。とくにセットプレーは脅威だ」と評しつつ、「リスペクトはするが恐れてはいない。僅差のゲームをモノする精神的な強さが我々にはある」と言い切った。
クロアチアが頂点に到達すれば、同国初だけでなく、東欧勢初のワールドカップ制覇となる。1年前まで話題にものぼらなかった指揮官が、その歴史的偉業の鍵を握っているのだ。
クロアチアが頂点に到達すれば、同国初だけでなく、東欧勢初のワールドカップ制覇となる。1年前まで話題にものぼらなかった指揮官が、その歴史的偉業の鍵を握っているのだ。