乾との連係を考えればトップ下は…
2列目の右も確固たるレギュラーが見当たらない。原口元気か、武藤嘉紀か。スイス戦の原口よりもパラグアイ戦の武藤のほうが出来は良かったが、そもそもスイス戦とパラグアイ戦を同列で語れない。運動量と自陣での守備力なら原口、ただ単に決定力なら武藤というように、戦術によってチョイスは変わってくる。コロンビア戦はとりあえずディフェンシブに行くというなら、原口が有力か。
左サイドハーフは乾貴士で決まり。というより、そうすべきだ。ワールドカップで勝ち上がるにはラッキーボーイ的な存在が不可欠で、その意味ではパラグアイ戦で2ゴールを挙げた乾は本大会でもそうなる可能性がある。短期決戦のワールドカップでは“勢い”も重要で、コロンビア戦前の最後のテストマッチで結果を残した彼を外す理由が見当たらない。スイス戦、パラグアイ戦の出来を見るかぎり、宇佐美貴史はサブが妥当だ。
その乾とのコンビネーションを考えると、トップ下は香川真司がベターだろう。パラグアイ戦で1得点・2アシストと複数のゴールに絡めたことでようやく本来の「笑顔が戻ってきた」と長友も言っている。技術的なところは申し分ないので、あとは気持ちの問題。“10番”のプレッシャーを良い意味でも感じてほしい。
左サイドハーフは乾貴士で決まり。というより、そうすべきだ。ワールドカップで勝ち上がるにはラッキーボーイ的な存在が不可欠で、その意味ではパラグアイ戦で2ゴールを挙げた乾は本大会でもそうなる可能性がある。短期決戦のワールドカップでは“勢い”も重要で、コロンビア戦前の最後のテストマッチで結果を残した彼を外す理由が見当たらない。スイス戦、パラグアイ戦の出来を見るかぎり、宇佐美貴史はサブが妥当だ。
その乾とのコンビネーションを考えると、トップ下は香川真司がベターだろう。パラグアイ戦で1得点・2アシストと複数のゴールに絡めたことでようやく本来の「笑顔が戻ってきた」と長友も言っている。技術的なところは申し分ないので、あとは気持ちの問題。“10番”のプレッシャーを良い意味でも感じてほしい。
トップ下のもうひとりの候補、本田圭佑は香川とは違う持ち味を発揮するMFなのでチャンスがないわけではない。かつてCSKAモスクワでプレーした経験があり、ロシアの環境になれている点は見逃せない。カザンに入ってからほとんどの選手が芝生の深さを気にしている一方で、本田にはそうした懸念がない。10年大会に続き、14年大会のワールドカップ初戦でゴールを決めている勝負強さも踏まえれば、香川より本田ということも……。西野朗監督の決断は如何に──。
岡崎慎司が負傷中で別メニューのCFは、間違いなく大迫勇也。4年前のブラジル・ワールドカップで「何もできなかった」と悔しさを露わにするアタッカーになにより求められるのは、ゴールだ。
とにかく、どんなメンバーで臨むにせよ、目指すはコロンビアからの勝点奪取だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】SAMURAI BLUEがモルドビア・アレーナで前日会見と練習
【ロシアW杯】FIFAオフィシャルセッションに日本代表が登場! 面白過ぎるキメ顔を見せたのは…
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とにかく、どんなメンバーで臨むにせよ、目指すはコロンビアからの勝点奪取だ。
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