打倒コロンビアに不可欠。柴崎岳をスタメンで使うべき理由

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年06月15日

柴崎にセットプレーを任せるべきだ

パラグアイ戦でもバー直撃のFKがあるなど、柴崎のセットプレーは期待できる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、セットプレーは別だ。ある程度時間をかけつつ、しかもフリーでボールを蹴れるその種のチャンスにおいて、柴崎は絶対的な切り札になる。

 スイス戦で81分にCKからチャンスを演出しそうになると、続くパラグアイ戦でも40分にFKを直接バーに当て、77分にはCKからオウンゴールを誘発。このように、明らかに敵の脅威になっていただけに、柴崎を先発で使わない手はない。
 
「良いイメージで最近はプレースキックを蹴れているので、もうちょっと磨きをかけて、直接もそうですけど、味方に合わせるセットした部分も、もっと合わせていければなと」
 
 柴崎自身も手応えを掴んでおり、ならば彼にセットプレーを任せるべきなのだ。
 
 格下が格上を食うジャイアントキリングを、日本がコロンビアを相手に演じるには──。“プレースキッカー柴崎”という飛び道具が不可欠だ。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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