J3降格も現実味…低迷する京都はジュロヴスキー新体制で巻き返せるのか?

カテゴリ:Jリーグ

雨堤俊祐

2018年05月29日

今はまだ変貌の兆しが見えてきたにすぎない。

ジュロヴスキー監督は徐々に色を出している。名古屋時代に薫陶を受けた選手も多く、チーム改革はスムーズに進むかもしれない。(C)SOCCER DIGEST

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 それらを試合内容の向上や勝利という結果につなげるには、方向性を定めて、磨き上げていく必要がある。今はまだ変貌の兆しが見えてきたにすぎない。16試合で一度も無失点がない守備の改善、存在感の大きい闘莉王の起用法といった問題にも解決策が求められる。
 
 名古屋在籍時にはドラガン・ストイコヴィッチ氏を支えた名参謀としてJリーグ制覇に貢献し、2013年からはマケドニア代表監督も務めた実績の持ち主であるジュロヴスキー監督は、低迷するチームを立て直すことができるか。選手たちも、新監督の下でくすぶっているポテンシャルを開放させられるのか。JJ3降格争いという危機的状況は不運な一過性のものではなく、このクラブが自ら招いてしまった現実だ。ここから這い上がるために、いまこそ実力が問われている。
 
取材・文●雨堤俊祐(サッカーライター)
 
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