中島は過去の実績で考えてもむしろユーティリティ
コンディションで言えば、ともにクラブで構想外に近い状態の井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)と浅野拓磨(シュツットガルト)も怪しい。なのに、なぜ選ばれたのか。むしろ今季のポルトガル・リーグで10得点・12アシストを決めた中島翔哉(ポルティモネンセ)のほうがコンディション的にはよほどワールドカップを戦うに相応しい選手だった。
その中島の落選理由が「ポルトガルのリーグで結果を出した。ただ、ポリバレント(複数のポジションをこなすという意味)では1年なかった」というのも解せない。FC東京時代にはウイングの他にFWやトップ下などもこなしており、どちらかと言えばユーティリティ性があるプレーヤーだ。それを「この1年」で判断してしまったのはなぜか。
その中島の落選理由が「ポルトガルのリーグで結果を出した。ただ、ポリバレント(複数のポジションをこなすという意味)では1年なかった」というのも解せない。FC東京時代にはウイングの他にFWやトップ下などもこなしており、どちらかと言えばユーティリティ性があるプレーヤーだ。それを「この1年」で判断してしまったのはなぜか。
広島の快進撃を根底から支える青山敏弘、マインツで好調だった武藤嘉紀らの選出は納得できるが、それでも今回の選手選考は“謎”だらけだ。
メンバー発表の会見内容からは、5月30日のガーナ戦へのビジョンすら見えてこない。6月8日のスイス戦、同12日のパラグアイ戦を含めコロンビア戦までのテストマッチはわずか3試合。果たして、チームとしてまとまるのだろうか。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】ガーナ戦へ向けた招集メンバー27人
メンバー発表の会見内容からは、5月30日のガーナ戦へのビジョンすら見えてこない。6月8日のスイス戦、同12日のパラグアイ戦を含めコロンビア戦までのテストマッチはわずか3試合。果たして、チームとしてまとまるのだろうか。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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