ペトロヴィッチ監督もチャナティップに厚い信頼を置いて上位決戦で先発起用
では、当の本人はどう感じているのか、FC東京との上位決戦をスコアレスドローで終えたばかりのチャナティップに素直な気持ちをぶつけてみた。
―――7か月前、ここでの試合(昨季30節/FC東京戦)後とは、まったく違った顔をしているように思うけど、心境の変化があったのですか?
「あの頃はまだチームに来たばかりで、ミスしたら嫌われるんじゃないかなと、心配ばかりしていたことは事実です。でも今季はキャンプからずっと一緒に居られて、仲間とも信頼関係が築けたことで、不安なくプレー出来ているからですかね」
―――深井一希選手が『チャナはすごーく良いヤツ』だって言っていました。
「彼も同じね(笑)。私に親切に接してくれるから。でもカズキだけじゃなくって、私がひとりで寂しいんじゃないかなと食事に誘ってくれたり、チームメイト皆が優しくしてくれる。本当にチームには家族のような空気があって、リラックス出来ています」
最後は持ち前の屈託のない笑顔で“このチームで優勝したい”とビッグマウスが飛び出す始末。おいおい、それは幾ら何でも気が早いよと思ってしまうが、もう心配は無用だろう。ポテンシャルはこんなものじゃない、もっとやりますよ、彼なら。
―――7か月前、ここでの試合(昨季30節/FC東京戦)後とは、まったく違った顔をしているように思うけど、心境の変化があったのですか?
「あの頃はまだチームに来たばかりで、ミスしたら嫌われるんじゃないかなと、心配ばかりしていたことは事実です。でも今季はキャンプからずっと一緒に居られて、仲間とも信頼関係が築けたことで、不安なくプレー出来ているからですかね」
―――深井一希選手が『チャナはすごーく良いヤツ』だって言っていました。
「彼も同じね(笑)。私に親切に接してくれるから。でもカズキだけじゃなくって、私がひとりで寂しいんじゃないかなと食事に誘ってくれたり、チームメイト皆が優しくしてくれる。本当にチームには家族のような空気があって、リラックス出来ています」
最後は持ち前の屈託のない笑顔で“このチームで優勝したい”とビッグマウスが飛び出す始末。おいおい、それは幾ら何でも気が早いよと思ってしまうが、もう心配は無用だろう。ポテンシャルはこんなものじゃない、もっとやりますよ、彼なら。
「ここ首都東京で行なわれる上位対決に、守備的な戦術で挑むことは私のスタイルではない。だからこそ、怪我明けのジェイを1トップに起用、チャナと都倉を2シャドーに、攻撃的な布陣で試合に臨んだ。スコアレスではあったが非常に満足できる試合だった」
試合後の札幌・ペトロビッチ監督の言葉。攻めの心を忘れずに快進撃を続ける“ロッソ・ネロ”には、今まさにイケイケ前線が発生中なのである。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)
試合後の札幌・ペトロビッチ監督の言葉。攻めの心を忘れずに快進撃を続ける“ロッソ・ネロ”には、今まさにイケイケ前線が発生中なのである。
取材・文●佐々木裕介(フリーライター)