たとえ自分たちのペースで進められなくても、勝点を拾えるか。それに尽きます。(鈴木義宜)
――今季から3バックの中央でプレーしている鈴木選手は、どんなことを心掛けていますか?
鈴木 ゴール前で身体を張るところや全体をコンパクトにするラインの統率。あとは、僕たち最終ラインから攻撃が始まるので、駆け引きや配球を上達させたいな、と。ビルドアップが機能すれば、前線の選手がストレスなくプレーできるから。
――シャドーの後藤選手から見て、後ろに控える鈴木選手の評価は?
後藤 すごく安心感がありますね!
鈴木 思ってないでしょ!
後藤 いやいや、本心ですよ(笑)。後ろの選手が頑張ってくれているからこそ、僕ら前線もモチベーションが高まるんです。「早めにゴールを奪って、なんとか楽にさせてあげたい」と。
――後藤選手は得点だけでなく、守備でも献身的です。
後藤 そこは怠らないようにしています。(シャドーには)守備のスイッチを入れる重要な役割もありますから。僕らが頑張れば失点しないはずなので、質を高めていきたい。
鈴木 頼もしいね。たしかに前線がパスコースを限定してくれるおかげで、後ろはボールを奪いやすくなる。僕らも負けないように、ゴール前で身体を投げ出してでもシュートを止めなければと、やる気になるしね。それに後ろが耐えていれば、後藤が点を取ってくれると信じているから。
――お互いに信頼が厚いですね。
鈴木 いや、10試合で4ゴールはまあまあだけど、まだコイツには満足していないですよ。最近はゴールから遠ざかっていますしね。[編集部・注/後藤は5節の水戸戦から無得点。11節の町田戦で負傷し、離脱中(5月6日時点)]
鈴木 ゴール前で身体を張るところや全体をコンパクトにするラインの統率。あとは、僕たち最終ラインから攻撃が始まるので、駆け引きや配球を上達させたいな、と。ビルドアップが機能すれば、前線の選手がストレスなくプレーできるから。
――シャドーの後藤選手から見て、後ろに控える鈴木選手の評価は?
後藤 すごく安心感がありますね!
鈴木 思ってないでしょ!
後藤 いやいや、本心ですよ(笑)。後ろの選手が頑張ってくれているからこそ、僕ら前線もモチベーションが高まるんです。「早めにゴールを奪って、なんとか楽にさせてあげたい」と。
――後藤選手は得点だけでなく、守備でも献身的です。
後藤 そこは怠らないようにしています。(シャドーには)守備のスイッチを入れる重要な役割もありますから。僕らが頑張れば失点しないはずなので、質を高めていきたい。
鈴木 頼もしいね。たしかに前線がパスコースを限定してくれるおかげで、後ろはボールを奪いやすくなる。僕らも負けないように、ゴール前で身体を投げ出してでもシュートを止めなければと、やる気になるしね。それに後ろが耐えていれば、後藤が点を取ってくれると信じているから。
――お互いに信頼が厚いですね。
鈴木 いや、10試合で4ゴールはまあまあだけど、まだコイツには満足していないですよ。最近はゴールから遠ざかっていますしね。[編集部・注/後藤は5節の水戸戦から無得点。11節の町田戦で負傷し、離脱中(5月6日時点)]
――とはいえ、今季は開幕からチームとして多くのゴールを奪えています。序盤戦の躍進の要因となっている自慢の攻撃力で、貢献度の高い選手を挙げるとすれば?
鈴木 特定の選手はいないよね。もちろん後藤がエースにならないといけないけど、そこが抑えられた時に点が取れなくなるのは避けたい。そういう意味で、交代選手も得点しているのは良い傾向。チーム力がアップしている証拠だね。
後藤 そうですね。両ウイングバック(松本怜、星雄次)も2点ずつ取っているように、チーム全体で崩して、ポジションに関係なくゴールを狙えています。
――今季のチーム目標は?
鈴木 まずはJ1参入プレーオフ圏内(6位以内)に入ること。それはチーム全体で共有しています。
――そのために必要なことは?
鈴木 長いシーズンでは、思いどおりに運べる試合とそうでないゲームがあります。たとえ自分たちのペースで進められなくても、勝点を拾えるか。それに尽きます。
後藤 あとは、決めるべきところで決めることが重要ですよね。当然だけど、練習から一つひとつのプレーに集中して、さらに全員一丸となって戦えれば上位が見えてくる。
――では最後に、サポーターへメッセージをお願いします。
鈴木 見応えがあって面白い試合をしつつ、勝っていきます。ぜひそこを観に来ていただきたいです。
後藤 僕たちのプレーを観てワクワクしてほしいですね。楽しんでもらえるように、必死にボールへ食らいついて、ゴールを目指します。
取材・文●梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)
鈴木 特定の選手はいないよね。もちろん後藤がエースにならないといけないけど、そこが抑えられた時に点が取れなくなるのは避けたい。そういう意味で、交代選手も得点しているのは良い傾向。チーム力がアップしている証拠だね。
後藤 そうですね。両ウイングバック(松本怜、星雄次)も2点ずつ取っているように、チーム全体で崩して、ポジションに関係なくゴールを狙えています。
――今季のチーム目標は?
鈴木 まずはJ1参入プレーオフ圏内(6位以内)に入ること。それはチーム全体で共有しています。
――そのために必要なことは?
鈴木 長いシーズンでは、思いどおりに運べる試合とそうでないゲームがあります。たとえ自分たちのペースで進められなくても、勝点を拾えるか。それに尽きます。
後藤 あとは、決めるべきところで決めることが重要ですよね。当然だけど、練習から一つひとつのプレーに集中して、さらに全員一丸となって戦えれば上位が見えてくる。
――では最後に、サポーターへメッセージをお願いします。
鈴木 見応えがあって面白い試合をしつつ、勝っていきます。ぜひそこを観に来ていただきたいです。
後藤 僕たちのプレーを観てワクワクしてほしいですね。楽しんでもらえるように、必死にボールへ食らいついて、ゴールを目指します。
取材・文●梶山大輔(サッカーダイジェスト編集部)