スティーブ記者はローマでの復讐を警戒。
もちろん、今回、愚行に及んだのはローマの一部のファンにすぎないが、スティーブ記者は「被害に遭った53歳の男性はいま、危篤状態にあり、自らの人生を生きるために必死に戦っている」と被害者の無事を祈りつつ、「アイルランドからやって来た彼は、戦いやトラブルを探しに来たわけではなく、愛するクラブのフットボールを観に来ただけだった。それでも、ローマのファンは誰かれ構わずに攻撃に及んだ。決して許せる行為ではない」と訴えた。
英大衆紙『The SUN』によれば、来週水曜日にローマで行なわれる第2レグに向けて、すでに現地警察がセキュリティー体制を固めており、5000以上人ともいわれるリバプール・ファンを護衛すると報じている。
英大衆紙『The SUN』によれば、来週水曜日にローマで行なわれる第2レグに向けて、すでに現地警察がセキュリティー体制を固めており、5000以上人ともいわれるリバプール・ファンを護衛すると報じている。
しかし、スティーブ記者は「スタディオ・オリンピコに行くためには必ず渡らなければならない橋があり、そこで待ち伏せを受ける可能性が高い。こんなことを言うのは物騒かもしれないが、両軍の衝突は避けられないのではないか……」と不安を口にしている。
UEFAはローマに対して、罰金とアウェー戦でのサポーター入場禁止を命じる可能性があることを示唆しているが、二度と今回のような悲劇的な出来事が起きないように反省を促す、きっちりとした処分を下してもらいたいものだ。