両者ベンチスタートでも悲観する必要はない。
今季ここまでの2人の足取りを振り返ると、乾の方はレギュラーでフル出場が当たり前だったが、ここにきて途中交代や途中出場も増えている。大黒柱ペドロ・レオンが復活、似たタイプのテクニシャン、ファビアン・オレジャーナが冬の移籍で加入したことで、イバン・アレホとだけポジション争いをしておけば良かった前半戦よりも、競争のレベルが格段に上がっているのだ。
柴崎の方は、ケガの間にセカンドトップのレギュラーをアンヘル・ロドリゲスに奪われ、左右のサイドハーフやボランチで使われているが、もう一つ結果が出ていない。アンヘルには決定力で、左のアマト・エヌディアイエにはスピードで、右のフランシスコ・ポルティージョには運動量で及ばず、ボランチだと柴崎の攻撃センスが生きない。控えの一番手として信頼されてはいるが、先発するほどではない、というところだ。
だから、ヘタフェがエイバルを迎える今週末の対決でもどちらか、あるいは2人ともベンチスタートという可能性はある。しかし、城彰二の挑戦からここまで18年もかかっていることを考えれば、悲観するほどではないだろう。やっと欧州カップ戦の王者を輩出するリーグでレギュラー争いができるレベルまで来たのだ。一喜一憂せず同胞として温かく見守ろうではないか。
提供:WOWOW
柴崎の方は、ケガの間にセカンドトップのレギュラーをアンヘル・ロドリゲスに奪われ、左右のサイドハーフやボランチで使われているが、もう一つ結果が出ていない。アンヘルには決定力で、左のアマト・エヌディアイエにはスピードで、右のフランシスコ・ポルティージョには運動量で及ばず、ボランチだと柴崎の攻撃センスが生きない。控えの一番手として信頼されてはいるが、先発するほどではない、というところだ。
だから、ヘタフェがエイバルを迎える今週末の対決でもどちらか、あるいは2人ともベンチスタートという可能性はある。しかし、城彰二の挑戦からここまで18年もかかっていることを考えれば、悲観するほどではないだろう。やっと欧州カップ戦の王者を輩出するリーグでレギュラー争いができるレベルまで来たのだ。一喜一憂せず同胞として温かく見守ろうではないか。
提供:WOWOW