準決勝・中国戦は前半の楽勝ムードから一転、逆襲にさらされたが…
手応えを感じつつ終えたグループステージ最終戦から、準決勝の中国戦では、最終ラインで2枚、さらにゴールキーパーまで代えた。しかも、そのうちのふたりは、今大会初出場。負けたら終わりのノックアウトステージでも、新たな挑戦を試みる指揮官には、ディフェンスリーダーとして、苦情のひとつも言いたくなるところだ。
試合では、前半の楽勝ムードから一転、後半からネジを巻いてきた中国の逆襲に晒され、ピンチが続く。だが、ここでも、横山久美(フランクフルト)の勝負を決する追加点が決まるまで周囲を助け、中国の攻撃を耐え凌いだ。オーストラリア戦同様、最後の最後で失点。中国に一矢報いるのを許したが、周辺状況を考えれば、仕方がないだろう。
次は、いよいよ、大会連覇がかかる決勝戦。対戦相手は、前回大会と同じオーストラリアだ。E-1サッカー選手権(東アジア選手権)では、最後の北朝鮮戦に敗れて優勝を逃した、新生・なでしこジャパン。同大会に不参加だった熊谷にも、初タイトルに立ち会うチャンスが訪れた。
3日後の決勝戦も制して、アジアカップを高々と掲げるキャプテンの姿が見たい。
取材・文●西森 彰(フリーライター)
試合では、前半の楽勝ムードから一転、後半からネジを巻いてきた中国の逆襲に晒され、ピンチが続く。だが、ここでも、横山久美(フランクフルト)の勝負を決する追加点が決まるまで周囲を助け、中国の攻撃を耐え凌いだ。オーストラリア戦同様、最後の最後で失点。中国に一矢報いるのを許したが、周辺状況を考えれば、仕方がないだろう。
次は、いよいよ、大会連覇がかかる決勝戦。対戦相手は、前回大会と同じオーストラリアだ。E-1サッカー選手権(東アジア選手権)では、最後の北朝鮮戦に敗れて優勝を逃した、新生・なでしこジャパン。同大会に不参加だった熊谷にも、初タイトルに立ち会うチャンスが訪れた。
3日後の決勝戦も制して、アジアカップを高々と掲げるキャプテンの姿が見たい。
取材・文●西森 彰(フリーライター)