思えばトッテナムは４回戦でも苦戦を強いられた。４部ニューポートの本拠地に乗り込み、82分になんとかケインのＰＫで追いついて１－１のドローに持ち込んだ（再試合で３－０勝利）。その試合後にポチェティーノ監督は「ウェンブリーで試合ができるというモチベーションは相当なもののようだ。今日は相手の激しい闘志に押された結果で、反省すべき点が多い」と話していたが、今回も同じ轍を踏んでしまった。
今シーズンのトッテナムはホームスタジアム改修のため、ウェンブリーでホームゲームを戦っている。フットボールの聖地はＦＡカップ、リーグカップ、昇格プレーオフの各決勝以外では普段使われないため、下部クラブの選手やサポーターにとっては常に憧れの舞台なのである。
プレミアリーグが佳境を迎え、チャンピオンズ・リーグのユベントス戦（第２レグ）も控えるなか、過密日程にまたひとつ試合を加えてしまったトッテナム。前回と同様、国内メディアに「お人好し」と揶揄されそうだ。
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