木っ端微塵にされた東京五輪世代… ウズベク戦の惨敗が未来への道標となるか?

カテゴリ:Jリーグ

川端暁彦

2018年01月20日

負けていい試合などはない。だからこそ、感じ取るべきものがある。

ウズベキスタンはパワーだけではなく、戦術面や試合運びの面でも日本を圧倒した。(C) Getty Images

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 ウズベキスタンがチームとしての完成度、個々の確かな技術と判断力、そして身体的な強さまで備えた好チームだったのは間違いない。アジアでありがちな守り倒されて負ける展開ではなく、試合を支配されて完膚なきまでに打ち負かされた事実は、選手たちに言い訳材料を与えないという意味では良かったのかもしれない。
 
「負けたあと、いつもだったら『もっとうまくなりたいな』と思うんですが、今日の試合で感じたのは、それより『もっと強くなりたい』とか『戦える選手になりたい』とか、そういうこと。今まで感じられなかったことを感じられたのは良かった」(MF井上潮音)
 
 日の丸を付けて戦っている以上、負けて良しなどと言う気は毛頭ないが、だからこそこの大敗から学び、感じて伸びていく選手が出てくることを期待したい。無駄にしている時間など、どこにもありはしない。

取材・文●川端暁彦(フリーライター)
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