夏のインターハイに続く、日本一は掴めなかった。しかし、本田監督に悔いはない。
「試合後に生徒たちへ言ったのは、『5段階評価で4まで来られた』ということです。守りはボールを取らないといけないというところからスタートし、最初のうちはファウルだらけで無茶苦茶だった。ゆっくりと(ブロックを作って)やっていたら、スピードがなくて攻撃がおろそかになる。インターハイ後に攻撃もよくなって、今日はやらせてもらえなかったけど、私としては満足のいくチームを作ることができた」
教え子たちの急成長ぶりに満足感を示しつつ、古参の将は新たな挑戦に走り出す。
取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)