【ブンデス日本人の現地評】寂しい15節…唯一先発の香川はアシストより逸機に注目集まる

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月12日

原口は構想外、関根は4部リーグでプレーも…

13節からの3試合で欠場した武藤だが、16節ドルトムント戦で復帰の予定だ。『キッカー』ではスタメン、ブンデスリーガ公式サイトではベンチスタートが予想されているが、果たして香川との日本人対決は実現するか!? (C) Getty Images

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 今シーズンのブンデスリーガにおける日本人選手は、軒並み厳しい状況に置かれている。継続的に出場機会を得られている大迫勇也は今節、出場停止による欠場だったが、チームは3点リードをひっくり返されて敗戦。ケルンはいまだにリーグ戦で勝利がなく、勝点を3しか積み上げられていない。
 
 フランクフルトの長谷部誠は、風邪で欠場となった。チームにおいて重要な存在ではあるが、膝の影響で継続的に練習・出場することができないため、以前のように絶対的な存在ではなくなりつつある。鎌田大地はレギュラー争いに揉まれ、メンバーからも外れることが多い状況だ。
 
 マインツの武藤嘉紀はチームの重要な得点源となっているが、ここ数試合は背中の問題でメンバーから外れている。すでにチーム練習には合流しているものの、復帰が遅れている状況である(16節ドルトムント戦で復帰するといわれている)。
 
 そしてヘルタ・ベルリンの原口元気は、8節シャルケ戦での一発退場によりダルダイ監督の構想から外れてしまったようだ。消化試合となったヨーロッパリーグ・グループステージ最終節のエステルスンズ戦では先発出場を果たしたものの、それ以外の試合では全てメンバーからも外れている。
 
 2部に目を向けると、宇佐美が途中出場ながらも継続的にプレーしている以外は、こちらも厳しい状況となっている。
 
 ウニオン・ベルリンの内田篤人は11月末に練習に復帰し、15節ダルムシュタット戦でベンチ入りするという報道があったものの、結局、その後もメンバー入りを果たせていない。
 
 インゴルシュタットの関根貴大は10月下旬のDFBカップ2回戦で先発して以来、メンバー入りできておらず、セカンドチームで4部の試合に出場することもあるという状況だ。
 
 そしてザンクト・パウリの宮市亮は、右膝の靭帯断裂から5か月が経過し、徐々にボールを使った練習を始めている。
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