実は息子が大学生で…。
能力値が高くても、所詮は大学レベルという見方もあるだろう。初めてU-20代表に選出された旗手が、今年3月のドイツ遠征では「ガチガチに緊張していた」と口にしているように、実力を発揮しきれないことがあったのも事実だ。
ただ、森保監督は自身の息子が関東大学リーグでプレーしていたこともあり、”父親”としてとはいえ、大学サッカーの観戦にしばしば訪れていた時期もある。自身の目で大学レベルを把握したうえでの招集なのだから、指揮官の大学勢に対する期待値は高いと言えるだろう。
一方、大学連盟側も昨年から1年生対象の「U-19全日本大学選抜」を設けて海外の大会に参加するなど、東京五輪世代の強化に積極的だ。上田はこのU-19全日本大学選抜として参加した大会で7得点を挙げて注目を集めた。また昨年に高校選手権を制した青森山田高で主将を務めた住永翔(明治大)や、昨季クラブユース選手権MVPの半谷陽介(東京学芸大)もこのU-19 全本大学選抜で活躍するなど、大学には"東京五輪世代“のタレントが豊富にいる。
過去には長友佑都(明治大出身、現インテル)や、武藤嘉紀(慶応義塾大出身、現マインツ)など大学から一気に名を上げた選手もいるだけに、今回U-20日本代表に招集された大学勢の活躍に期待をしたい。
文●飯嶋玲子(フリーライター)
ただ、森保監督は自身の息子が関東大学リーグでプレーしていたこともあり、”父親”としてとはいえ、大学サッカーの観戦にしばしば訪れていた時期もある。自身の目で大学レベルを把握したうえでの招集なのだから、指揮官の大学勢に対する期待値は高いと言えるだろう。
一方、大学連盟側も昨年から1年生対象の「U-19全日本大学選抜」を設けて海外の大会に参加するなど、東京五輪世代の強化に積極的だ。上田はこのU-19全日本大学選抜として参加した大会で7得点を挙げて注目を集めた。また昨年に高校選手権を制した青森山田高で主将を務めた住永翔(明治大)や、昨季クラブユース選手権MVPの半谷陽介(東京学芸大)もこのU-19 全本大学選抜で活躍するなど、大学には"東京五輪世代“のタレントが豊富にいる。
過去には長友佑都(明治大出身、現インテル)や、武藤嘉紀(慶応義塾大出身、現マインツ)など大学から一気に名を上げた選手もいるだけに、今回U-20日本代表に招集された大学勢の活躍に期待をしたい。
文●飯嶋玲子(フリーライター)