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【選手権予選】数多くの名選手を輩出した伝統校の浦和西。あと一歩で逃すも確かな足跡を残す

カテゴリ:高校・ユース・その他

小室功

2017年11月20日

44年ぶりの選手権出場は果たせなかったが、復活の狼煙を上げるには十分な結果だ!

今季は30年ぶりインターハイに出場するなど、選手権出場を果たせなかったとはいえ手応えを掴んだ1年だった。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 勝負の行方は、まさにここからだった。ところが、興奮冷めやらぬ浦和西応援席を尻目に、わずか1分後に昌平が決勝点をマークする。歓声が悲鳴に変わった。

「チームとしてドリブルでの侵入を警戒していたし、わかっていたはずなのに決められてしまった。あの1本は悔やまれます。しかも、せっかく同点に追いついたばかりでしたから」と、市原監督は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。

 試合の終盤は持ち前の高さを生かした攻撃で、たびたび相手ゴールに迫ったが、冷静に試合を終わらせにかかる昌平の背中を捉え切れなかった。
 
「今年、総体で全国にいったとき、最初で最後かもしれないと思ったけれど、また全国にいきたいという意欲が沸いている。ファイナルで負けたら、やはり意味がないんだなと実感しました。勝つことの大切さを、次の世代に伝えていかなければいけない」(市原監督)
 
 浦和西が再び全国への切符を手にしたとき、古豪復活とともに新たな時代の到来を告げることになる。その日を多くのチーム関係者が心待ちにしている。

取材・文:小室功(フリーライター)
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