ミッドウイークにもリーグ戦が行なわれたにもかかわらず、ヴェローナ戦で５試合連続のスタメンを飾ったインテルの長友佑都は、2-1の勝利に貢献。攻撃面ではこれといったインパクトを残せなかったものの、アレッシオ・チェルチとダニエレ・ヴァルデというドリブラーを相手に粘り強い守備を見せて突破を許さず、及第点以上である6.70点の評価を得た。
 
　これでインテルは、開幕から11戦無敗。好調のチームにあって、長友は不可欠な戦力になりつつある。
 
　いまやすっかり主力となったポルティモネンセの中島翔哉は、セトゥーバウ戦で逆転ゴールの起点となるなど持ち味を発揮。チームも５-２で大勝し、7.23点というハイレートをマークした。
 
　飛ぶ鳥を落とす勢いの中島は、今シーズンの平均採点でもリーグ10位に付けた。トップ10のうち、１位が得点ランクトップ（12点）を走るベンフィカのジョナスで、２～９位の８人はすべて首位ポルトの選手。11位のポルティモネンセからランクインしている中島の奮闘ぶりが窺い知れる。
 
 
採点は下記の通り。※［　］内は今シーズンの平均採点
 
プレミアリーグ
岡崎慎司（レスター）5.97［6.67］
吉田麻也（サウサンプトン）出場なし［7.13］
 
リーガ・エスパニョーラ
乾貴士（エイバル）7.91［6.44］
柴崎岳（ヘタフェ）出場なし［6.65］
 
セリエA
長友佑都（インテル）6.70［6.66］
 
ブンデスリーガ
武藤嘉紀（マインツ）7.53［6.86］
酒井高徳（ハンブルク）6.75［6.46］
浅野拓磨（シュツットガルト）6.43［6.38］
香川真司（ドルトムント）6.14［6.50］
伊藤達哉（ハンブルク）6.03[6.08]
大迫勇也（ケルン）5.91［6.41］
長谷部誠（フランクフルト）出場なし［6.77］
原口元気（ヘルタ・ベルリン）出場なし［6.32］
鎌田大地（フランクフルト）出場なし［6.33］
 
リーグ・アン
酒井宏樹（マルセイユ）7.32［6.75］
川島永嗣（メス）6.20［6.62］
 
エールディビジ
堂安律（フローニンヘン）6.84［6.95］
小林祐希（ヘーレンフェーン）6.33［6.73］
 
リーガNOS
中島翔哉(ポルティモネンセ)7.26［7.52］
 
※ベルギーやオーストリアのリーグは、採点を発表していないため掲載なし
 
文：ワールドサッカーダイジェスト編集部