アジア制覇に大きく貢献したMF・FW陣。
■凸凹ピッチでも芸術的トラップ、ドリブルを披露
MF:宮澤ひなた(みやざわ・ひなた)/星槎国際高湘南
狭いスペースでも相手を惑わせるドリブルテクニックと、局面を打開するワンタッチパスでゴールを演出するチャンスメーカー。今大会では試合を重ねるごとにピッチが凸凹になっていったが、宮澤の柔らかいボールタッチによる芸術的なトラップやドリブルは、大会終盤でも問題なく発揮された。
サイドハーフのポジションながら今大会は計3得点を決め、優勝の原動力に。今夏のインターハイでは、新興勢力の星槎国際高湘南を初のベスト4に導いた逸材だ。
■U-17W杯MVPも北朝鮮に阻まれ続けた悔しさは忘れず
MF:長野風花(ながの・ふうか)/浦和レッズレディース
昨年はU-17女子ワールドカップのMVPやAFC年間最優秀女子ユース選手賞を獲得するなど、華々しい経歴を持つが、一方で北朝鮮に敗れ続ける悔しい思いをしてきたのも『ながふう』こと、長野風花だ。今大会は全試合に先発し、相手のパスコースを消すなど、地味ながら堅実なプレーは試合終盤になっても質が落ちず、チームを大いに助けた。
優勝決定後は大泣きし「過去の北朝鮮戦の悔しさは一日も忘れたことはなかった。U-20女子ワールドカップだけでなく、その先に向けてもっと成長しないと」と、高い向上心を持つ。
■決勝ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出
FW:植木理子(うえき・りこ)/日テレ・メニーナ(※下部組織所属選手として、日テレ・ベレーザにも登録)
今季はプレナスなでしこリーグ1部で優勝した日テレの全試合に出場。瞬時の反転と、相手ディフェンスライン裏に抜け出すスピードが魅力のストライカー。今大会は計3得点だが、オーストラリア戦では日本の5得点中4得点に絡むなど、相手を混乱に導く前線での守備が光った。
今大会のメディアガイドでは、日本の注目選手として植木が取り上げられており、優勝決定弾を決めた決勝戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。エースとしての役割を果たした。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)
【PHOTO】U-20W杯出場を決めた2017-18版「ヤングなでしこ」の主軸5人
MF:宮澤ひなた(みやざわ・ひなた)/星槎国際高湘南
狭いスペースでも相手を惑わせるドリブルテクニックと、局面を打開するワンタッチパスでゴールを演出するチャンスメーカー。今大会では試合を重ねるごとにピッチが凸凹になっていったが、宮澤の柔らかいボールタッチによる芸術的なトラップやドリブルは、大会終盤でも問題なく発揮された。
サイドハーフのポジションながら今大会は計3得点を決め、優勝の原動力に。今夏のインターハイでは、新興勢力の星槎国際高湘南を初のベスト4に導いた逸材だ。
■U-17W杯MVPも北朝鮮に阻まれ続けた悔しさは忘れず
MF:長野風花(ながの・ふうか)/浦和レッズレディース
昨年はU-17女子ワールドカップのMVPやAFC年間最優秀女子ユース選手賞を獲得するなど、華々しい経歴を持つが、一方で北朝鮮に敗れ続ける悔しい思いをしてきたのも『ながふう』こと、長野風花だ。今大会は全試合に先発し、相手のパスコースを消すなど、地味ながら堅実なプレーは試合終盤になっても質が落ちず、チームを大いに助けた。
優勝決定後は大泣きし「過去の北朝鮮戦の悔しさは一日も忘れたことはなかった。U-20女子ワールドカップだけでなく、その先に向けてもっと成長しないと」と、高い向上心を持つ。
■決勝ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出
FW:植木理子(うえき・りこ)/日テレ・メニーナ(※下部組織所属選手として、日テレ・ベレーザにも登録)
今季はプレナスなでしこリーグ1部で優勝した日テレの全試合に出場。瞬時の反転と、相手ディフェンスライン裏に抜け出すスピードが魅力のストライカー。今大会は計3得点だが、オーストラリア戦では日本の5得点中4得点に絡むなど、相手を混乱に導く前線での守備が光った。
今大会のメディアガイドでは、日本の注目選手として植木が取り上げられており、優勝決定弾を決めた決勝戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。エースとしての役割を果たした。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)
【PHOTO】U-20W杯出場を決めた2017-18版「ヤングなでしこ」の主軸5人