モンテッラ解任ならミラン新監督は「あの闘犬」か!?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月23日

あの闘犬ならば繋ぎの監督を受け入れる?

今夏にミランへ5年ぶりの復帰を果たしたガットゥーゾ。現在はU-19チームを率いる。(C)Getty Images

画像を見る

 首脳陣の2大本命はアンチェロッティとコンテと言われているが、バイエルンを解任されたばかりの前者は来夏まで休養する意向で、後者はチェルシーを率いている最中だ。即座に契約できる可能性は低い。そのためモンテッラ解任時は今シーズン限りの繋ぎの指揮官になると見られているが、その他の候補者たちはその扱いに前向きではないと伝えられている。
 
 そこで『トゥットスポルト』紙など現地メディアが挙げている後任候補1番手が、ジェンナーロ・ガットゥーゾだ。現役時代はアンチェロッティ政権下のミランで黄金時代の中心メンバーとして活躍。敵へのハードマーク、最後まで走り切る敢闘精神から「闘犬」と呼ばれ愛された、ロッソネーリのレジェンドだ。
 
 2013年にスイスのシオンで現役引退。そのシオンでの選手兼監督から指導者キャリアをスタートさせ、その後はパレルモ(2部)、OFIクレタ(ギリシャ)、ピサ(3部と2部)を率いたのち、今夏にプリマベーラ(U-19)の監督としてミランに5年ぶりに復帰している。
 
 トゥットスポルト紙は、ミラン愛に溢れるこの闘犬ならば「喜んで今シーズンいっぱいの指揮を受け入れるだろう」と報道。内部昇格のため他の候補者よりも障害が少ないのは間違いなく、本人も今夏の復帰時に「いつかミランのトップチームを率いるのが夢」と語っている。
 
 ただ、近年のミランはプリマベーラからトップチームへの監督昇格で、フィリッポ・インザーギ、クリスティアン・ブロッキで連続失敗中。この2人と同じくガットゥーゾも指導者としてはセリエA未経験で、その点は大きな不安と言える。
 
 いずれにしても、まだモンテッラ監督が解任されたわけではない。まずはキエーボ戦の結果と内容に注目したい。
【関連記事】
【現地発】「ミラン迷走」の主因は首脳陣だ! チームを信頼すべき時期にいらぬ叱責を…
【コラム】バロテッリはバロテッリのまま…イタリア代表復帰は夢で終わるか
ボヌッチのセクシー妻が「トップレス写真」をスクープされる…
大活躍の宇佐美貴史。試合直後にスウェーデン代表FWと口論に!?
“宿敵封じ”の長友佑都を伊メディアが称賛!「1対1で常に見事」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ