マドリーのあの若い右SBは誰? ジダンが見出した評価急上昇の18歳の実力は?

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年10月20日

ハキミの「特筆すべき」長所とは?

ハキミを見出したジダン。そんなフランス人指揮官は今後もカンテラーノ出身の俊英SBは起用し続けるだろうか。 (C) Getty Images

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 もともとウイングだっただけあって、ハキミの持ち味は攻撃力にある。さらにカンテラのコーチが「特筆すべき」と評した無尽蔵のスタミナが自慢で、タイプ的には同じカンテラ出身の先達、カルバハルに似ている。
 
 そのカルバハルの症状は思ったより軽く、意外と早く復帰できそうだ。それでも再発の恐れもあるため、ジダンはカルバハルが復帰してもあまり無理はさせず、他のポジションと同じように積極的にローテーションを活用するだろう。つまりハキミにも相応の出場機会が与えられるはずだ。
 
 スペイン生まれながら代表はルーツであるモロッコを選んだハキミは、来夏のワールドカップに出場する可能性もある。A代表デビューは昨年10月で、チームは残り1節となったアフリカ予選最終ラウンドでグループCの首位に立っている(2位コートジボワールとの勝点差は1)。
 
 マドリーで多くの経験を積み、ワールドカップの舞台に立つ――。11月4日に19歳になる俊英は、そんな夢を抱きながら充実した日々を送っている。
 
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