『WSD』のウェブ放談「専門誌編集部が見たCL準決勝」R・マドリー対バイエルン

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2014年04月24日

ホームではR・マドリーに無敗を誇るバイエルンだが……。

効果的な手が打てずに第1レグを落としたバイエルン。グアルディオラ監督はいかなる逆襲の手段を用意するか。 (C) Getty Images

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編集長 「R・マドリーは本当に精度が高いね。攻撃力が高いのは分かっているけど、全員があれだけ高度な守備ができるなんて、本当にたいした集団だよ。とりわけシャビ・アロンソと(ルカ・)モドリッチは凄いとしか言いようがない」
 
R・マドリー担当 「攻撃でいけると感じた時の全員の動きの統一性は、昨日のチェルシーにはないものでした。C・ロナウドの調子がいまひとつだったけど、うまくいけば前半で3‐0にすることもできましたね」
 
編集長 「ところで、終盤戦のベンチワークも見ものだったけど、バイエルンがハビ・マルティネスを出した意図は何だったんだろう?」
 
バイエルン担当 「いままで(ジョゼップ・)グアルディオラ監督は、ああいう選手交代はしたことがないんですよ。なんか試合中の表情もおかしかったし、ナーバスになっていましたね。R・マドリーのことを意識しすぎている感じでした」
 
編集長 「バイエルンは国内リーグ優勝を早々に決めてから、調子を落としているね」
 
R・マドリー担当 「この試合でも後半になると、R・マドリーはバイエルンと対等の勝負をしていました。バイエルンは、選手が完全に疲れていましたね。逆にR・マドリーは国王杯で同じような試合をしていたからか、慣れていた感じがありました」
 
バイエルン担当 「そんななかで決定的なシュートをいくつか止めた(マヌエル・)ノイアーは凄かったと思います。C・ロナウドとの“怪物対決”は見ものでしたね。シュートのコースを切りにいく動きもさすがでした」
 
編集長 「R・マドリーとしては、1‐0で終わったのは不満なんじゃないかな。1点のアドバンテージでは、第2レグはまったく分からないから。C・ロナウドかディ・マリアのどちらかが1点でも決めてれば、という悔いは残っただろうね」
 
R・マドリー担当 「第2レグは予測がつかないですね。個人的には(ガレス・)ベイルが復調して出場できるかに注目しています。今回の試合でも途中出場して、神出鬼没の動きをしていましたから」
 
バイエルン担当 「ミュンヘンでの両チームの通算対戦成績は、バイエルンが8勝1分と圧倒的にリードしています。まあ過去のデータでしかないんですけどね。バイエルンの場合は、週末のリーグ戦で調整ができるというアドバンテージはあります」
 
編集長 「バイエルンはラームの使い方に注目だね。右サイドバックで出るのかどうか。一方のR・マドリーは、第1レグ同様の集中力を保てるかどうかだね。準々決勝のドルトムント戦もそうだったけど、アウェーでは気が抜けたような良くない戦いが続いているから」
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