コントロール力が、微塵も見えなかったのは残念だ。
また、先日のニュージーランド戦でも「緩さ」を指摘したが、なぜその教訓が生かせないのか。2点を先制して、相手が攻撃に出てくることは百も承知なのにゲームをコントロールできないまま、バタバタして簡単に失点を喫してしまった。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようにコンセンサスを図っているのか。しっかり守ってカウンターがしたいのか、ポゼッションを上げて押し込みながら追加点を狙いたいのか。ちょっと指示があやふやだったのでは、と思ってしまった。
試合をどのように進めていくのか、という点は勝っているからこそ問われる能力だ。それは、本大会で勝ち進むうえで大切な能力になってくる。しかしながら、今回の2試合ともに、ゲームをコントロールする力が微塵も見えなかったのは残念だ。
「ホームでリードしているのに主導権が握れない」という事実は、重く受け止めなければいけない。ワールドカップ本番は、ホームのサポーターの後押しを受けられるわけではないし、ハイチよりも強い国と当たることが予想される。あんなに簡単に失点していては、勝ち進むのは難しい。
加えて、もっとミドルレンジからシュートを打っていい。これは、日本がずっと抱えている病だ。「深くまで入り込んで」という考えは悪くはないけれども、選択肢を増やす意味でも積極的な姿勢は必要だろう。
ミドルシュートは、相手に流れを渡した際の処方箋にもなる。シュートで完結すると、プレーが途切れて頭を整理する時間ができる。周囲とコミュニケーションを取り、組織を整えられるのだ。
「素早い状況把握とプレー判断」「ゲームコントロール」「ミドルレンジ以上でのシュート増」ができなければ、ワールドカップ本大会で勝ち上がるのは難しいだろう。ハリルホジッチ監督には、思い切ってメスを入れる姿勢を期待したい。
【PHOTO】日本×ハイチ戦の美女サポーターたち❤
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようにコンセンサスを図っているのか。しっかり守ってカウンターがしたいのか、ポゼッションを上げて押し込みながら追加点を狙いたいのか。ちょっと指示があやふやだったのでは、と思ってしまった。
試合をどのように進めていくのか、という点は勝っているからこそ問われる能力だ。それは、本大会で勝ち進むうえで大切な能力になってくる。しかしながら、今回の2試合ともに、ゲームをコントロールする力が微塵も見えなかったのは残念だ。
「ホームでリードしているのに主導権が握れない」という事実は、重く受け止めなければいけない。ワールドカップ本番は、ホームのサポーターの後押しを受けられるわけではないし、ハイチよりも強い国と当たることが予想される。あんなに簡単に失点していては、勝ち進むのは難しい。
加えて、もっとミドルレンジからシュートを打っていい。これは、日本がずっと抱えている病だ。「深くまで入り込んで」という考えは悪くはないけれども、選択肢を増やす意味でも積極的な姿勢は必要だろう。
ミドルシュートは、相手に流れを渡した際の処方箋にもなる。シュートで完結すると、プレーが途切れて頭を整理する時間ができる。周囲とコミュニケーションを取り、組織を整えられるのだ。
「素早い状況把握とプレー判断」「ゲームコントロール」「ミドルレンジ以上でのシュート増」ができなければ、ワールドカップ本大会で勝ち上がるのは難しいだろう。ハリルホジッチ監督には、思い切ってメスを入れる姿勢を期待したい。
【PHOTO】日本×ハイチ戦の美女サポーターたち❤