頭蓋骨骨折のイングランド代表MF、最愛の彼女とチェコ代表GKの励ましで再起へ

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月05日

メイソンを支えるもう一人のサポーターとは?

ケイヒル(左)との強烈なぶつかり合いから重傷を負ったメイソン(右)だが、「全く気にしていない」と気遣いを見せた。 (C) Getty Images

画像を見る

 しかし、気になるのはやはり接触プレーに対する恐怖の意識だ。手術で頭蓋骨を14枚の金属板で固定したとはいえ、メンタル的な不安を完全に拭い去るのは簡単ではない。
 
 しかし、そんなメイソンにはもう一人の心強いサポーターがいる。アーセナルの守護神ペトル・チェフだ。
 
 自身も2006年10月14日のレディング戦で頭蓋骨陥没骨折の重傷を負った経験を持つ元チェコ代表GKは復帰話を聞きつけると、直接メイソンの下を訪れて、復帰までのプロセスとヘッドギアの着用を真剣に話してくれたというのだ。メイソンは「彼は何度か訪ねてきてくれた。本当に素晴らしい男だよ」と感謝を述べている。
 
 当事者となってしまったケイヒルに対しても、「あれは事故だよ。サッカーじゃ当然のことだし、気にしていない」と気丈に語る25歳は、完全復活に向けてやる気満々だ。
 
「試合に出るのは何年かかるか分からないけど、僕のキャリアの最終章をやり遂げるために必ずピッチに戻るよ。僕は今、毎晩のようにもう一度、イングランド代表でプレーする夢を見ているんだ。まるで子どものようにね」

 パートナーやチェフにも支えられた不屈の男が、再びピッチに戻ってこれる日を願ってやまない。
【関連記事】
ポルノ女優が独6部クラブの胸スポ契約! 英誌は「子供たちが…」とモラルを疑問視
「日本行きは馬鹿げている」ハイチ代表FWが来日辞退! 一体なぜ?
アンチェロッティの新天地は古巣? ミラン、パリSG、チェルシーで可能性が高いのは…
【現地発】「ミラン迷走」の主因は首脳陣だ! チームを信頼すべき時期にいらぬ叱責を…
「嫌われ者」イカルディはアルゼンチン代表の救世主になれるか!?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月1日号
    12月18日(木)発売
    [特集]
    2026北中米ワールドカップ
    選手名鑑&出場国ガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ