AFC技術部門が「サウジ対日本戦」を徹底解析! 劇的勝利の裏側になにが?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月08日

積極的な姿勢で原口と渡り合った、ヤシルの功績。

序盤から見応えあるマッチアップを演じた原口とアルシャハラニ。AFCは後者が果敢に前に出て、サウジの攻勢を引き出したと分析。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 そして最後にゲームのハイライトとしたのが、日本から見た左サイドでの攻防。日本の原口元気と、サウジの右SBヤシル・アルシャハラニのマッチアップで、後者が一歩も引けを取らなかったのが大きかったと分析した。
 
「両チームとも中盤はとてもコンパクトで、中央部は選手が密集してほとんどスペースを見つけることはできなかった。そんななかでクローズアップされたのが原口とヤシルが争ったサイド。前半のサウジは劣勢に立たされたが、ここの攻防で持ち堪えられたのが後半の反撃につながったのだ。ヤシルは臆することなく前に打って出た」
 
 分析記事ではピッチ上におけるヤシルのヒートマップを掲載。日本から見ての左サイドで、ハーフウェーラインから日本の陣地にかけてのエリアがもっとも色濃く描かれている。SBのヤシルが果敢に攻め上がっていたことを示した。
 
 後半スタートからのファハド投入、33歳司令塔のソツのない働き、そして右SBヤシルの積極性。AFC技術部門はこの3つを、日本戦勝利のキーポイントとしたのだ。

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