「日本にはトップ10に入ってほしい」
――具体的な改善点と、今後の強化マッチについては?
「日本のサッカーは進化できると思っています。これは何度も言っていますが、私は選手たちに指示を渡しています。日本のサッカーのアイデンティティを見つけるためです。バルセロナのように、ブラジルのように、フランスのようにと考えるのではなく日本らしくです。
そのためには自分たちの特徴を捉えないといけない。フィジカル的な戦い、戦術、プレースピードが高いところから私は来ました。そこに近づけるために前進しています。フィジカルの面ではたくさんテストを行なってきました。そういうテストも信頼性の高いものです。そして、国内でプレーする選手と海外でプレーしている選手に準備で違いが見られました。
例えば、国内の選手は、代表のトレーニングのリズムに慣れるのに最初苦労します。現代サッカーは100パーセントのフィジカルコンディションでないとプレーできない。オーストラリアとのアウェーゲームと昨日の試合ではまったく違った戦術をチョイスしました。
戦術好きな人には面白い分析ができると思います。アウェーゲームでは深いブロックを形成しましたが、その選択はそれが良いと思ったからです。昨日はほぼ90分を通して高い位置でプレーしました。1-0の状況でも、ペナルティエリアまで引いて守ると190センチ以上の選手が入ってきます。できるだけ高い位置でボールを奪い、フィジカル的に素晴らしい戦いを見せたと思います。
守備の話が出ましたけど、浅野、岡崎、(原口)元気、日本のマラドーナの乾たちの守備での貢献がどれだけ大きかったか。相手はフィジカル的に大きな選手。私は選手たちにたくさん速く走ろうと言いましたが、浅野は背後でボールをもらい、井手口はボールを受けた後のスピードアップ、山口蛍はセレッソとはまったく違ったプレーでした。
トレーニングの時間があまりなかったのでボードを使いながらたくさん説明しました。これから日本代表のどこが向上させられるかといえば、フィジカル、戦術です。テクニックはある程度のレベルにありますが、そこに合わせるためのスピードが必要です。そしてメンタル面、そこについてはたくさんの話をしています。コンプレックスがあるかもしれませんが、大国と言われる国々へのコンプレックスをなくしたいと思います。
そして、自分たちの可能性、自信を持たないといけません。そのために違ったアプローチをして物事を前に進めています。ただトレーニング時間が少ないのが残念。私がここに到着した時全員がエネルギーを使っていました。我々はこの試合を金曜日に開催できないか交渉もしましたが難しかった。そのような状況でプレーしました。
今現在、日本のFIFAランキングは把握していませんが、日本にはトップ10に入ってほしい。愚かな発言なのか楽観的すぎるのか、私は55位から16位まで上げたことがあります。つまり、それは可能であるということです。
私の周りの人にも納得させようとしています。常に勝者になりたい強い意識を持っています。私は(性格的に)穏やかではないですが、選手にはそう伝えています。
大きな仕事をしながら、たくさんのことを意識しないといけない。私はかなりダイレクトに指示を与えてしまいます。しかし本日も言いましたが、私はこのグループに愛着を持っています。全員で進化しながら成功を収めたい。もちろん、私のやり方を嫌う人がいると思いますが、これが私なりのやり方です。
ワールドカップ出場を決めたことは満足ですが、満足しきってはいけません。ワールドカップで結果を残して初めて満足する。私は勝つことが大好きです。勝者の意識をチームにも持ってもらいたい。これからもまとまって大きな仕事をしていきたいと思っています。
今後10月、11月に活動がありますが、ワールドカップ予選後の2試合は日本で開催されます。世界各国で予選が行なわれているので国内になると思います。でも11月になれば国外に、海外に行けるかもしれない。高いレベルの国と対戦できるかもしれません。
それがどのチームは決まっていません。高いレベルのチームとやりたいし、どこまでできるのを確認したいと思っています。今現在のチームの状況では、ワールドカップで結果を残せません。でも8か月後には変わっているかもしれません」
「日本のサッカーは進化できると思っています。これは何度も言っていますが、私は選手たちに指示を渡しています。日本のサッカーのアイデンティティを見つけるためです。バルセロナのように、ブラジルのように、フランスのようにと考えるのではなく日本らしくです。
そのためには自分たちの特徴を捉えないといけない。フィジカル的な戦い、戦術、プレースピードが高いところから私は来ました。そこに近づけるために前進しています。フィジカルの面ではたくさんテストを行なってきました。そういうテストも信頼性の高いものです。そして、国内でプレーする選手と海外でプレーしている選手に準備で違いが見られました。
例えば、国内の選手は、代表のトレーニングのリズムに慣れるのに最初苦労します。現代サッカーは100パーセントのフィジカルコンディションでないとプレーできない。オーストラリアとのアウェーゲームと昨日の試合ではまったく違った戦術をチョイスしました。
戦術好きな人には面白い分析ができると思います。アウェーゲームでは深いブロックを形成しましたが、その選択はそれが良いと思ったからです。昨日はほぼ90分を通して高い位置でプレーしました。1-0の状況でも、ペナルティエリアまで引いて守ると190センチ以上の選手が入ってきます。できるだけ高い位置でボールを奪い、フィジカル的に素晴らしい戦いを見せたと思います。
守備の話が出ましたけど、浅野、岡崎、(原口)元気、日本のマラドーナの乾たちの守備での貢献がどれだけ大きかったか。相手はフィジカル的に大きな選手。私は選手たちにたくさん速く走ろうと言いましたが、浅野は背後でボールをもらい、井手口はボールを受けた後のスピードアップ、山口蛍はセレッソとはまったく違ったプレーでした。
トレーニングの時間があまりなかったのでボードを使いながらたくさん説明しました。これから日本代表のどこが向上させられるかといえば、フィジカル、戦術です。テクニックはある程度のレベルにありますが、そこに合わせるためのスピードが必要です。そしてメンタル面、そこについてはたくさんの話をしています。コンプレックスがあるかもしれませんが、大国と言われる国々へのコンプレックスをなくしたいと思います。
そして、自分たちの可能性、自信を持たないといけません。そのために違ったアプローチをして物事を前に進めています。ただトレーニング時間が少ないのが残念。私がここに到着した時全員がエネルギーを使っていました。我々はこの試合を金曜日に開催できないか交渉もしましたが難しかった。そのような状況でプレーしました。
今現在、日本のFIFAランキングは把握していませんが、日本にはトップ10に入ってほしい。愚かな発言なのか楽観的すぎるのか、私は55位から16位まで上げたことがあります。つまり、それは可能であるということです。
私の周りの人にも納得させようとしています。常に勝者になりたい強い意識を持っています。私は(性格的に)穏やかではないですが、選手にはそう伝えています。
大きな仕事をしながら、たくさんのことを意識しないといけない。私はかなりダイレクトに指示を与えてしまいます。しかし本日も言いましたが、私はこのグループに愛着を持っています。全員で進化しながら成功を収めたい。もちろん、私のやり方を嫌う人がいると思いますが、これが私なりのやり方です。
ワールドカップ出場を決めたことは満足ですが、満足しきってはいけません。ワールドカップで結果を残して初めて満足する。私は勝つことが大好きです。勝者の意識をチームにも持ってもらいたい。これからもまとまって大きな仕事をしていきたいと思っています。
今後10月、11月に活動がありますが、ワールドカップ予選後の2試合は日本で開催されます。世界各国で予選が行なわれているので国内になると思います。でも11月になれば国外に、海外に行けるかもしれない。高いレベルの国と対戦できるかもしれません。
それがどのチームは決まっていません。高いレベルのチームとやりたいし、どこまでできるのを確認したいと思っています。今現在のチームの状況では、ワールドカップで結果を残せません。でも8か月後には変わっているかもしれません」